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カテゴリ:時事
一昨日(2月19日)に千葉県沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」との衝突事故が発生しました。
事故詳細は調査中とのことですが、報道ニュースで知る限りは、イージス艦の過失大だと思います。以前ヨットをやっていたので分かりますが、2隻の針路からすると漁船に優先権があり、イージス艦はこの場合、回避行動をとり針路を変えなければいけません。 なのに自動操舵のまま直進し、衝突直前に全速後退を試みたようですが間に合わず、小さな漁船の左舷真横に衝突してしまったようです。 相手は小型艇なのでイージス艦のレーダーでの捕捉は厳しかったでしょうがその分、当直の見張りを何人もつけていたにもかかわらず、このような惨事が発生してしまいました。 一体どこを見て走っていたんだ、と思う方も多いでしょう。 自衛艦は時として横暴な態度で、相手が民間の船だと、さも自分達に優先権があるような航行をすることは、海の仲間ではよく知られています。 今回の海難事故も、この様な認識、体質で起きたとすれば、強い怒りを禁じ得ません。 海の男の恥さらしです。 現在、事故原因を究明中でしょうが、大事なことは本当の意味での再発防止策を講じてもらいたいという事です。 でないと、必ず同様の海難事故が起きると思います。 行方不明中の漁船「清徳丸」の乗組員、吉清様親子2名が無事洋上で発見される事を切に願っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.21 14:06:10
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