車好き、猫好きのひとり言

　前回の続きです。

宝塚市の中山縦走路の後半は尾根伝いに徐々に下っていくルートです。

少し展望の開けたところから南東方向にこんな景色が　・・・

　　　　大阪（伊丹）空港

　大阪（伊丹）空港が、けっこう近くに見えているので驚きました ～ 。

左右に２本の滑走路が分りますでしょうか。 （デジイチ忘れてスマホ撮影ですが・・・）

甥っ子と話していたのですが、これは隠れた（？）空港の撮影ポイントではないだろうか、と。

デジイチの望遠レンズなら、かなり面白い写真が撮れそうです。

特に夜は綺麗だと思われますが、それにはテント装備まで必要になってきますね。

　そして今回のメインイベントでもある、恐怖の一枚岩下りです ～ 。

　　　　　私

　ここから一気に高度を下げて降りて行くのですが、岩場でかつ急勾配でした。

軍手無しでは危ないです。

斜度は４０度前後でしょうか、スキー場の上級者向けコースの急斜面のような感じでした。

　　　　　甥っ子

　ロッキー山脈でフリークライミングをしているような　・・・　ちょっと大袈裟ですけどね。

ここでコケたら、体の被害甚大です。

すでに足腰が疲れきっているので、慎重に下りて行きました。

上の尾根伝いの道で、何人ものご高齢の方やご婦人方ともすれ違いました。

この急な岩場を登ってきたなんて、にわかに信じがたい気もしますが、私のような初心者

ではなく皆さんベテランなのでしょうね。

　この岩場の難所を過ぎてしばらく歩くと、最明寺滝という滝がありました。

　　　　　最明寺滝

　とにかく巨大な岩盤に囲まれた、はっとする空間でした。

写真では分りにくいのですが、見上げると岩盤が覆いかぶさっていて恐い感じでした。

　　　　最明寺滝

　景観が良かったですし、霊感を鼓吹されるような不思議な空間でもありました。

そして更に歩くと、阪急宝塚線の山本駅に着きました。

中山駅を出発して尾根ルートを縦走し、隣りの駅の山本駅まで万歩計で、１０,１４９歩でした。

朝９時半にスタートし、１３時５０分に駅に到着という事で、休憩を入れて４時間２０分でした。

　今回はいくつもの新しい体験が出来て、とても素晴らしいトレッキングとなりました。

それにしても足（特にヒザから下）が、今でも少し痛みますが、楽しい余韻です。