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2011.02.06
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カテゴリ:JAZZ
さて、英国には素敵なピアニストがそこかしこに、というお話を以前したことがありますが、今日は、Michael Garrickを聴いてみましょう。

この人は、英国出身のメインストリーム系のピアニストなのですが、その名前が広く知られているのは、ジャズと詩の朗読を組み合わせた取組みによるもので、録音でもその取組みを聴くことができます。

ただ、我々外国人には、大切な「詩」の内容が適切に理解できないため、その価値は半減してしまうため、やはりJazz演奏に価値を求めざるを得なくなってしまうのです。

そのような制約の中、このアルバムは出色です。

「A Lady in Waiting」 Michael Garrick Trio Jazz Academy (UK) 1993年

Michael Garrick (p)
Dave Green (b)
Alan Jackson (ds)


01.Oleo
02.Pete Kelly's Dance
03.Dolphin Dance
04.All Is Forgiven
05.The Gentleman's Gentleman
06.A Lady In Waiting
07.Laughed Out of Court
08.The Old Pretender
09.Princess Blue
10.2 °E 、3 °W
11.Round Midnight
12.Swallows On the Water
13.Dizzymetrics
14.Tea for Two

なじみ深いモダンジャズのオリジナルやスタンダードを中心に配したバランスのよい構成の中、「鬼才」Michael Garrickは、そのイマジネーションを駆使して、見事な品格と程よい緊張感をもった作品を作り上げました。また、時折見せるくつろいだ雰囲気との調和も聴き手を唸らせてしまう要因のひとつです。

一昨年、彼は(普通やらない)Vocal伴奏のアルバムをリリースしました。このアルバムも彼のおかげで普通のVocalアルバムと違う雰囲気と品格を作り出しています。

機会があったら、またそっちもご紹介しますね。

ところで蛇足ですが、このアルバムが日本でもかなり話題になったということを後で知りました。

吉祥寺のT氏がかなり高い評価をされ、こんなイングランドの田舎(Sussex)にある営利を目的しているとは到底思えないマイナーレーベルのCDが数多く日本に輸入された模様です。





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Last updated  2011.02.07 04:13:34
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