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テーマ:旅のあれこれ(10089)
カテゴリ:エアラインのぶつぶつ
名ばかりの留学を終えて日本に帰ってきたものの、仕事がない。そんなこんなで今の職につながる仕事に就くまで、JRの車販でバイトをしていました。
小さい頃新大阪の駅で、回送列車の中でお辞儀をしたままホームを去っていく食堂車のスタッフの皆さんがカッコよくみえて、将来は新幹線のコックになろうと決めていた。やり始めてやっと気づいた。この世界は想像を絶するほどえげつない。いや、「鉄(てつ)」の世界は奥深い。こちらはまたおいおいと。 少しは気にいっていたこのアルバイトもやめる日がきました。理由のひとつは今の職であちらこちらから声がかかり始めたこと。そして最大の理由は、「列車酔い」をするようになったため。 京都から鳥取・倉吉へ走るスーパーはくとという特急列車がある。車販は新大阪~倉吉~京都~鳥取(泊)~新大阪と乗務する1泊2日コース。はっきりいって1日3本はきつい。しかもこの特急途中の姫路駅から智頭線という単線を通って日本海へ抜ける。この単線がくせもので、駅に入るたび出るたびに右へ左へ列車がゆれる。それにあわせて胃腸も揺れる。胃腸の揺れが止まるとき、うえへ何かが上ってくる。 その日は朝から調子が悪かった。1本目新大阪~倉吉で半分ダウン。2本目京都までに3回吐いた(汚くてゴメンナサイ)。京都駅で酔い止めの薬を買ってすかさず飲む。通常2錠でよかったところ、まとめて6錠いっきのみ。冷や汗が出だしたのが3本目姫路駅を出たところ。列車は恐怖の単線へ入る。列車が揺れる、胃腸が揺れる、頭が揺れる、冷や汗が流れる、震えが始まる、意識がなくなる・・・・。 楽しかった車販生活は1年で終わりを告げることとなる。つづきをお楽しみに。 http://www.jr-odekake.net/guide/train/rah7000_1.html スーパーはくとが見れるページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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