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名古屋で開催されていた国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が 10月29日に終了しました。 名古屋議定書の採択等の主な成果は以下の通りです。 ■名古屋議定書 先住民の伝統的知識も含め、医薬品開発等の遺伝資源の利用による利益 を衡平に配分する(過去の遺伝資源は対象外) ■愛知ターゲット 2002年の目標 「2010年までに生物多様性の損失速度を著しく減少させる」 ↓ 2010年の目標 「2020年までに生物多様性の損失を止めるために効果的で早急な行動を取る」 また、陸域は少なくとも17%、海域は公海を含む少なくとも10%を保全すること、 来種の侵入を防ぐこと等の目標も決められています。 ■名古屋・クアラルンプール補足議定書 遺伝子組み換え生物が生態系に被害を与えた場合、 輸入国は輸入企業に対し、賠償や原状回復を求めるルール 次回は2012年、インドでの開催となります。 今回の会議を受けて、各国での取り組みが進むことが期待されています。 <参考資料> COP10 生物多様性で新ルール設定 歴史的な会合に (毎日新聞 10月30日) <COP10>数値目標義務なく 愛知ターゲット実効性課題 (毎日新聞 10月30日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 1, 2010 07:59:56 AM
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