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名古屋のCOP10に行ってきました。 その時の状況はまた別の機会に紹介しますが、生物多様性に関するお話です。 国連環境計画(UNEP)等の「生態系と生物多様性の経済学」の最終報告書 では、経済的な試算しています。 生態系損失年370兆円 COP10、無策なら貧困層に打撃 (産経新聞 10月21日) 失われていく生態系に対して、何の対策を取らない場合、 世界の損失は最大年4.5兆ドル(約370兆円)。 保全策として450億ドル(約3.7兆円)を使用した場合には、 逆に年5兆ドル(約410兆円)の利益が得られます。 サンゴ礁には100万~300万種の魚が生息し、 漁業や観光など最大年1720億ドル(約14兆円)の恩恵を受けています。 ハチなどの昆虫による授粉の経済価値は年1530億ユーロ(約17兆3500億円)。 そして、前述のサンゴ礁では、約3000万人が恩恵を受けています。 日本のGDPが約500兆円。 こうした試算を活かして、対策に取り組んで行きたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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