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秋田県の田沢湖にのみ生息し、水質悪化により絶滅した「クニマス」が、 約70年ぶりに山梨県の西湖での発見の報道は、大変興味深いです。 快ギョッ!さかなクン70年ぶり絶滅種“発見”(スポーツ報知 12月16日) 絶滅の背景を見てみると…… 田沢湖は、最大深度423.4mの日本で一番深い湖で、 かつては、クニマスの他、ヒメマス、アメマス、コアユ、ウグイ、イワナ、 ウナギ、コイなど20数種の魚が生息していました。 昭和初期に強酸性の玉川温泉の水が田沢湖に導入され、多くの魚類が死滅。 その後、玉川酸性水中和処理施設により、酸性水の中和処理が行われ、 水質は改善しつつありますが、 現在の生息魚種は ウグイ・ギンブナ・コイの3種類に限られています。. このため、西湖で再発見されたクニマスを田沢湖に戻すのには、 まだしばらく時間がかかりそうです。 <参考資料> 玉川・田沢湖における水質改善(PDF) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 21, 2010 07:54:58 AM
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