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夏は、 肝試しや怪談が、 火照った身体をひんやりさせてくれます。 さて、 サスペンスにも、 そんな効用?が、あるかもしれません。 えっ!?というどんでん返しや、 ちょっとグロテスクな光景が描写されることも、 あります。 そんなことを考えたところで、 2年前の文庫を読みました。 知念実希人さんの『リアルフェイス』を、 何故か手に取りました。 かなり裏がある整形外科医が、 主人公です。 これがかなりの曲者です。 というか、 彼が何者か?を解くサスペンスです。 闇の世界で執刀する彼です。 金の亡者的な側面は、至極当然ですが、 それで終わらないところが、 ユニークですね。 人間の深い部分にメスを刺すあたりは、 ベクトル幅が広がり、 キャラが更に引き立ちますね。 最終コーナーからは、 あれっ、どこでひっくり返った?という展開が、 お約束のようにまっています。 楽しい夏の読書でした。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.27 06:57:39
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