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カテゴリ:環境・自然
高潮から島を守る貯水池や、塩水に耐えられる穀物の導入などの緊急対策を――。
南太平洋の島しょ国ツバルは8日、気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13=インドネシア・バリ)で、海面上昇に脅かされる島国を救う緊急対策を提案した。島しょ国は、暴風雨や高潮の頻発ですでに国の存立が脅かされているとし、2010年までに必要な資金を国際協力で準備するよう求めている。 ツバルは、このほかに洪水や高潮で被害を受けそうな住宅の移転、暴風雨に強い住宅の導入、地下水への塩水の浸入で不足する飲み水の確保、高波を緩和する植林など、具体的な対策を示した。実際に被害が発生した際、損失を穴埋めするための国際的な保険制度を作ることも求めている。 島しょ国グループの代表は8日の記者会見で、「緊急に対策が取られなければ大量の環境難民が出てしまう」と訴えた。(参考=12月8日 読売新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月10日 00時56分41秒
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