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2009年05月28日
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カテゴリ:環境・自然
 地球温暖化に伴う水温上昇で、21世紀末にはサンゴの生息域が青森・岩手沿岸まで北上する一方、南西諸島ではサンゴの大量死を招きかねない水温上昇が毎年のように起こる可能性があることが、北海道大と環境省の解析で分かった。国立環境研究所(茨城県つくば市)はサンゴへの温暖化の影響を長期間、定点観測する準備を始めた。【下桐実雅子】

 研究グループは、黒潮など日本近海の海流も考慮した日本の気候予測モデルを利用。モデルを使って推定されている2000~99年の月平均海面水温データに基づき、現在の分布域北限の海面水温などを指標として分析した。この結果、サンゴ生息の北限は現在、新潟県佐渡島や千葉県沿岸だが、約100年後の今世紀末には青森・岩手沿岸に北上する可能性が示された。

 また、現在サンゴ礁が存在する沖縄県など南西諸島では、大量死につながる白化を引き起こす水温上昇は今世紀前半まではそれほど起こらないが、今世紀後半から毎年続くことが示唆された。白化とは、水温上昇などによりサンゴがストレスを受け、体内に共生する藻類を失い白くなる現象。光合成による栄養が長期間確保されないと、サンゴは死滅する。

 温暖化の影響を分析する気候変動に関する政府間パネル(IPCC)4次報告書では「2030~50年には世界の多くのサンゴ礁で白化が毎年のように発生する」と記されている。

 研究グループの藤井賢彦・北大特任准教授(海洋学)は「サンゴが北上すると、沿岸の生態系が変わる可能性がある。白化や大量死を招くストレス要因は、低塩分、強光など他にもある。今後はそれらも考慮し、より信頼性の高い予測につなげたい」と話している。(5月28日 毎日新聞)





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最終更新日  2009年05月28日 23時10分02秒
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