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2009年06月28日
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カテゴリ:環境・自然
 耕作放棄地の雑草対策の切り札として、茨城県笠間市がヤギの放牧に乗り出した。県内では、草を食べる量が多いウシを使うケースは多いが、ヤギを用いるのは初めて。7月中旬から、イノシシの農作物被害も多い同市片庭地区などに2頭のヤギを放牧する予定。「ヤギはウシよりにおいが強い動物なのでイノシシの害も減るのでは」と、“一石二鳥”ももくろむ。(池田美緒)

 耕作放棄地とは、農業の担い手不足や土地の形状が悪く大規模農業に適さないなどの理由で、1年以上放置され、今後1年以上耕される見込みのない農地。雑草や害虫が増え、防犯や景観に悪影響を与えるほか、冬には火事の原因にもなる。同市内(合併前の3市町の総計)には平成17年度には792ヘクタールもあり、年々農家戸数の減少に伴い増加傾向が続いている。

 同市では昨年度、高さ約2・5メートルもの雑草がはびこる同市橋爪地区の放棄地約2ヘクタールで、ウシを放牧。約1カ月のうちに雑草がなくなり、ウシの糞(ふん)で地力も向上した。その一方、500キロもの体重のため湿地で動けず、計画の半分以下の約40アールしか解消できなかった。また、乳牛にも肉牛にも使わない繁殖牛しか放牧できず、入手が難しいなどの難点も浮上した。

 そこで、“救世主”として白羽の矢を立てたのがヤギ。約20万円の予算を計上し、東大農学部附属牧場(同市安居)から体高約70センチのオスのシバヤギを借り受けた。ヤギは、ウシより食べる量が少なく病気もしやすいが、扱いやすく傾斜地でも飼える。

 また、強い体臭も年間約1400万円ものイノシシ被害に悩まされる同市には魅力だ。電気柵を越えるほどジャンプ力が高いため、くいに首輪の先をつけて放す方法を採用した。同市片庭で約3~5アールずつ、計約30アールを計画。同市橋爪地区の湿地でも状況を見ながら導入する方針だ。

 同市は「市が耕作放棄地に貸し出す“レンタヤギ”など、継続的な事業にできるかも」と期待を寄せている。(6月26日 産経新聞)





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最終更新日  2009年06月28日 23時39分31秒
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