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2009年09月29日
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カテゴリ:環境・自然
 地球温暖化が西太平洋の気候パターンに影響を及ぼしているが、このまま温暖化が進むと、極めて勢力の強い“スーパー台風”が日本を直撃することになるという。

 スーパーコンピューターを駆使してシミュレーションを行った結果、2074年には風速80メートルに達する台風が増加することが判明したという。被害の大きさから竜巻を強度別に分類した改良藤田スケールで言えば、壊滅的な被害が生じる“EF4”に分類される威力だ。一般に、風速67メートル以上の台風をスーパー台風と言う。

 2005年8月には風速78メートルのハリケーン“カトリーナ”がアメリカのメキシコ湾岸地域を襲って甚大な被害をもたらしたが、風速80メートルの台風が日本に上陸した場合はそれ以上の被害が予想される。

「発生要因は西太平洋の海面温度の上昇だ」と、研究に参加した名古屋大学の坪木和久准教授は話す。今回の研究は、名古屋大と気象庁気象研究所の合同チームによって行われた。

 坪木氏によると、地球温暖化がこのまま進行すれば西太平洋の海面温度は2080年までに2度上昇するという。「わずかな温度差だが甘く見てはいけない。海水温が少しでも上昇すると、台風に供給されるエネルギー量は飛躍的に増加する」と同氏は解説する。

 気温も重要な要素だ。気温が上昇すれば下層大気に含まれる水蒸気が増え、さらに多くのエネルギーが供給されることになる。坪木氏によると、台風の勢力範囲は通常500~800キロだが、発生が予想されるスーパー台風はそれより小さく400キロ程度だという。しかし、エネルギー、風速、破壊力はどれも前例のないレベルに達すると考えられる。「スーパー台風が実際に上陸したら、日本全土が大きな打撃を受けるだろう。これほど極端な気象現象に対する備えはない」と坪木氏は指摘する。

 暴風により家屋が倒壊するほか、橋や送電線などのインフラも破壊されることになる。また、大雨によって河川が氾濫し、低地では高潮による浸水被害も出るはずだ。

 日本の台風史上最も大きな被害をもたらしたのは、有名な伊勢湾台風(国際名:ヴェラ)である。この台風は1959年9月に和歌山県潮岬に上陸した後、国土を縦断しながら被害を及ぼし、計5238名の死者・行方不明者を出した。(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト9月28日)





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最終更新日  2009年09月29日 07時26分14秒
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