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カテゴリ:江戸川柳、俳句、狂歌、端唄、
江戸の小唄 ~夜桜~ 隠宅の庭の桜も蕾がほどけ、 お筆と二人花見酒でもいたそうのう、 ~春はうれしや 二人揃うて花見の 庭の桜に朧月 それを邪魔する雨と風 チョイト 咲かせてまた散らす~江戸小唄 柳原土手の桜も咲き誇り、花見客で賑やかなようで、、 男どもはそわそわと、夜桜見物と洒落たいのだが、、、 夜桜や 浮かれ鴉がまいまいと 花の木影に誰やらがいるわいな とぼけしゃんすな 芽吹き柳が 風にもまれて ふうわり ふうわりと おおさ そうじゃいな そうじゃわいな 江戸の小唄 夜桜でござい〼、意訳いたし〼 浮かれ烏とは、ちょいと、あんたのことですよ、吉原の張見世を 冷やかし歩く客、まあ、吉原雀と同じですね。 ~ちょいと、花の木陰にあの方がいるようよ、~ ~そうじゃないわよ、柳が風にもまれてふわりと揺れてるだけじゃないの~ ~あ、そうだわね、あっ、そうかいな~ 夜桜見物といえば、遊び人が吉原へ行くときの通語でもござい〼。 三味の音に連られて、ついふらふらと出かけたくなるもので、、 「ちょいと、旦那様、夜桜見物でございますか、、」 笑左衛門 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月22日 10時30分08秒
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