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カテゴリ:江戸川柳、俳句、狂歌、端唄、
江戸川柳 武家百姓 ~御新造と 内儀と噺す 敷居ごし~ ~女房は おふくろよりも邪魔なもの~ ~女房の聞くやうように 読むにせ手紙~ ~女房を恐がるやつは金が出来~ ~御新造の出ぎらひ 実は是がなし~ この場の御新造は、旗本の妻女のことでございまして、 外へでかければ銭ががかかるし、直参旗本の女房ともなれば、 着るものにも気をくばらねばならないが、 旗本家としての家の格式にふさわしい暮らしをしているうちに 銭が底をつき暮らし向きに困窮し、嫁入りに持参したお出かけ用の 高価な着物も売り払って今はない。 ~いやあ、あんな大きなお屋敷に住んでいながら、 お武家様の暮らしも一筋縄ではいかぬようでございますな~ ~武士は食わねど高楊枝というわけにもいかず、 広いお屋敷の中じゃ、外からは見えねえが、 肥を担いで、茄子や胡瓜、菜っ葉、大根、芋などの栽培に精を出してるそうですぜ、~ ~それじゃあ、まるで侍百姓じゃねえか、、~ 笑左衛門
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最終更新日
2024年03月08日 10時30分09秒
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