『上州の海』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桐生・江戸っ子寿司店主のブログ

先日の上電に乗って伺った清酒「赤城山」で

お馴染みの近藤酒造さんの見学リポートです。

こちらの清酒は「あかぎさん」なんですが

お山の方は「あかぎやま」。。。お間違いなく。。





酒蔵に入るなり無濾過原酒の良い香りがして匂いだけで酔えそうでした。









発酵が進み、このタンクに顔を突っ込むと息が苦しくなります。

この後、ちょっと原酒を味見。。




近藤酒造さんでは予約すれば個人的な少人数見学もOKだそうです。

逆に団体さんは見学出来ないそうですから

詳しくは近藤酒造さんにお問い合わせください。



思っていたより早く見終わり、

時間が余ってしまったので…

続いて、すぐお隣の岡直三郎商店さんに予約無しで見学交渉…

こちらは創業天明7年(1787)と言う老舗中の老舗




建物や蔵は重要無形文化財に指定された大正時代のままだそうです。



並ぶ杉樽はやはり大正時代からの物で

ここには16個でしたが、

全部で90個あまりあるそうです。








蔵の天井や壁には天然酵母菌が住み着いているそうです。




ステンレスタンクなどで温度管理して

醤油造りをすると通常なら半年程度で出来るそうですが、

こちら岡直三郎商店さんでは土倉のまま…

杉樽のままで1年半寝かせてやっと出来上がるそうです。




酒蔵も醤油蔵もその蔵全体に住み着いた菌が命です。

くれぐれも見学当日は納豆は召し上がらずに…とのことですよd(^_^o)

(納豆菌は酒造り・醤油造りに大事な菌を殺してしまうと言うことです)

 帰りに岡直三郎商店の前の大間アンテナショップへ

大間産昆布を使った逸品を後ほどご紹介します。

(群馬 桐生・江戸っ子寿司)