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テーマ:AOR(4)
カテゴリ:エミット音楽のルーツ
デビッド・フォスターとジェイ・グレイドン
大御所プロデューサー二人によるユニット、 エアプレイ唯一無二の1980年リリース作品。 ロマンティック/エアプレイ 1. ストランデッド 2. クライン・オール・ナイト 3. イット・ウィル・ビー・オールライト 4. 貴方には何も出来ない 5. シュッド・ウィ・キャリー・オン 6. リーヴ・ミー・アローン 7. スウィート・ボディ 8. ビックス 9. 彼女はウェイト・フォー・ミー 10. アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン ディオンヌ・ワーウィック、ジョージ・ベンソン、 アル・ジャロウ、シカゴ、ホール&オーツ、 ホイットニーなどこの二人の手に掛かった作品は 数多く、この時代の洋楽を嗜む方には涙物かも。 いわゆる大人のAORとは一線を逸しているものの AORといえば、まずはこれ…でしたよね。 なんかだんだん時代を遡っている自分が怖い気も するんですが、これが楽天ブックスにあることにも 妙に感動を覚えました。 ロックやソウル、ジャズ、フュージョンなどの要素も 多分に含まれ、タイトで安定した心地よいリズム隊に 分厚いホーン、コーラス、そしてデビッドが電子ピアノ と生ピアノをわざわざユニゾンさせ、ハイセンスで 流暢なジェイのギターがとても映えます。 エッジを効かせたサウンド、やたらに転調の多い凝った コード展開でいながら、メロウかつポップな爽快さ。 これだけ駄作のないアルバムもめずらしいけど、 個人的には「リーヴ・ミー・アローン」の ”カンカン”ピアノのデビッドに畳み掛けるように ”ガガガッ”ギターでジェイが絡みつく感じが大好き。 EW&Fやマンハッタントランスファーへの提供を初め 多くのアーティストにカバーされているので、他の バージョンを聴いている方も多いでしょうが 「ビックス」 「貴方には何も出来ない 」 「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン 」 などは、やはりオリジナルが最高。 これからの季節、カラッと晴れた青い空の下、 渋滞のない海沿いを滑走させながら聴きたい1枚です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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