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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
蝉しぐれ公式サイト
マメ情報 ジャンル;時代劇 制作年度/国;'05/日本 配給;東宝 上映時間;2時間11分 監督;黒土三男 出演;市川染五郎/木村佳乃 観賞劇場:10/5(水)日劇 ◆STORY◆ 下級武士である牧文四郎の養父は謀反人として切腹させられる。 謀反人の子として汚名をきせられたままの文四郎は、母を助けながら質素に暮らしていく。 構想15年。藤沢周平の傑作時代小説の映画化。失われた日本の美が、ここにある。 ******************************************* <風景> 日本に住む日本人よりも、日本に住む外国人のほうが日本の美に魅せられている。 と、私は思っていたのだが、、、なんとも綺麗な情景だろうか。 じりじりと照りつける日差し、蝉の鳴き声、にじみ出る汗、川の流れ、青々とした山並み 日本の良い風景を再認識させてもらった 庄内・新潟・長野・彦根・近江八幡・京都・千葉・水戸と全国をまたぐ壮大な撮影。 原作者・藤沢周平の出身地・山形庄内地方に文四郎が幼い日を過ごした家々も建てられて、 1年はそのまま雨風にさらさせたという徹底ぶりだったそう。 2004年9月の撮影終了後も、藤沢ファンが訪れそのままにされているらしい。 ゴールデンウィークには、1万人以上も訪れたというから、封切された現在では一体どれぐらい 訪れるのだろうか。私も、行ってみたくなった。でも、行くなら蝉がなく夏かなあ~ ******************************************* <役者> 良かった。 市川染五郎も、身に付いた内から出る伝統的な感じ、木村佳乃の楚々とした美しさ。 それに、周りを固める俳優人。 文四郎の母:原田美代子、養父:緒形拳、榎本明、そして親友の今田耕司、ふかわりょう。 今田耕司は面白いし、頭の回転よさそうだしもてるんだろうなあと関係ないことまで思ってしまう。 ふかわりょうの「腹へったなぁ」は安堵感を与える。 それにもまして、文四郎と逸平(ふかわ)が腰を抜かしながらも戦うシーンは真実味があった。 人を斬った事がないと言いながらも、戦うしか道はなく、義を貫き通す。 犬飼兵馬と戦うシーンは、ちょっとあっけなかったが・・・ 犬飼兵馬役:緒形幹太が個性的で、出演シーンは2回ほどで少ないもののインパクトがある。 個性的な風貌はピッタリである。彼の他の作品も観たいと思わせる。 文四郎の子役時代の石田卓也。 彼はまだ17歳。JUNONスーパーボーイで賞をとったらしいが、なんとも木村拓哉に似ていた。 口元や目元など。。。 これは、私の勝手な推測だが、木村拓哉に似ているから文字って「卓也」にしたのでは。。? なんて、本名かもしれないが、スイマセン。。。 もっと、蝉しぐれの夏が強烈だった幼いころを観ておきたかったなあ。 「蛇」も結構いいポイントポイントででてくる。 冒頭で蛇がかわを泳いだり、おふくの指を噛むところ、ラスト2人が思い出話をしているときなど。 (´Д`)「蛇に噛まれたこの指を覚えていますか?」 (;Д;)「覚えているよぉぉぉぉ~」なんて 「蝉しぐれ」ならぬ「蛇ながれ」や「蛇えんもち」などでもいいかも。。。 な、わけないか^^; ******************************************* <総評>古きよき日本って感じで不可もなく78点 配役や役者もそれぞれいい感じで良かった。 20年も1人の人を想う一途な愛情、友達をささえる友情、家族を慈しむ心。 大きな波や派手さはないものの、静かで美しい日本の美を再認識できた作品。 劇場の方が、あの情景にすっぽり入れるからいい!ただ、ストーリー重視だとDVDでもいいかな。と・・ 映画にちなんで▽△▽▲▽▲蝉しぐれフェア▽▲▽▲▽をしているらしいケッコウあるんだなぁビックリ はやり、地元としては嬉しいのでしょう~。ロケ現場だけでなく、物産展でも頑張ります!てな具合で 『亀の尾』純米大吟醸伝説の庄内米コシヒカリ山形名物玉こんにゃく 松ヶ岡庄内柿<だだっ子12個入 山形の地酒 小瓶3本セット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
こんばんわ♪TB有難うございました♪
個人的に殺陣のシーンは少し物足りなかったですが、文四郎が初めて人を斬るシーンのあの表情はかなり力入ってて良かったですね♪ ふかわりょうも映画デヴューながら、イイ演技をしてましたね。腰抜け加減が上手かったかな~なんて。 (2005年10月06日 22時57分40秒)
メビウスさん
>こんばんわ♪TB有難うございました♪ > >個人的に殺陣のシーンは少し物足りなかったですが、文四郎が初めて人を斬るシーンのあの表情はかなり力入ってて良かったですね♪ >ふかわりょうも映画デヴューながら、イイ演技をしてましたね。腰抜け加減が上手かったかな~なんて。 ----- ふかわの腰抜け具合は、はまり役でしたね~^^。 あの時の2人は、いくら道場に通っていると行っても 精鋭部隊をやっつけるなんて、、、マジ?(-_-;)って感じでしたが。 良かったですね。 (2005年10月07日 10時27分55秒)
初めまして、こんばんは。
>彼はまだ17歳。JUNONスーパーボーイで賞をとったらしいが、なんとも木村拓哉に似ていた。 >口元や目元など。。。 私も、そう思いました。 あの、眉間のしわが似ているなぁ~。 (室井さんの眉間のしわとは、違いますけど。) 染五郎は、ちょっと苦手なんですけど、 さすが、若い未熟な文四郎を演じていましたね。 殺陣のところは、安心してみていました。 え~と、「蝉しぐれ」関連の記事2つ、トラックバックさせてもらいます。 よろしくお願いします。 (2005年10月07日 19時23分59秒)
OMITAさん
>初めまして、こんばんは。 >>彼はまだ17歳。JUNONスーパーボーイで賞をとったらしいが、なんとも木村拓哉に似ていた。 >>口元や目元など。。。 > >私も、そう思いました。 >あの、眉間のしわが似ているなぁ~。 >(室井さんの眉間のしわとは、違いますけど。) --------- ですよねえ~^^これをキムタクが演じたらどうなるんだろうとか思っちゃいました。 でも、山田洋二の作品に主演決まりましたよね。 何か、感化されたのかしら。。。 >染五郎は、ちょっと苦手なんですけど、 >さすが、若い未熟な文四郎を演じていましたね。 >殺陣のところは、安心してみていました。 -------- 私も安心していました。死ぬわけないしなぁ~と^^ >え~と、「蝉しぐれ」関連の記事2つ、トラックバックさせてもらいます。 >よろしくお願いします。 ----- どうぞどうぞ、こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m (2005年10月07日 23時17分50秒)
ふかわりょうが意外に良かった。
”文四郎、腹減ったな”。。 (2005年10月10日 00時05分56秒)
GO(http://yaplog.jp/remeber_t/)さん
>ふかわりょうが意外に良かった。 >”文四郎、腹減ったな”。。 ----- うんうん、ほっとしますよね^^ふかわもぴったり! (2005年10月10日 18時21分19秒)
はじめまして、矢口と申します。
僕も「蝉しぐれ」観ました。 日本の美しさがしっかり出ていて、演じられていたみなさんの演技も本当に良かったです。 まだ、観たばかりだというのにもう一度観たいなんて思ってます。 それではお邪魔しました。 (2005年10月23日 01時08分50秒)
矢口慎吾さん
>はじめまして、矢口と申します。 >僕も「蝉しぐれ」観ました。 >日本の美しさがしっかり出ていて、演じられていたみなさんの演技も本当に良かったです。 >まだ、観たばかりだというのにもう一度観たいなんて思ってます。 > >それではお邪魔しました。 ----- 矢口さん、はじめまして^^ 本当、情景きれいでしたよね。観光地になるのもわかります。 10年もかけて、原作に合う風景を探しての撮影ですから選ばれた景色だったんでしょうね。 コメントありがとうございます(^_-)☆ (2005年10月23日 07時18分03秒)
日本人にしか通じないような刹那さがあった。
夏の蝉の鳴き声がそれを象徴していた。 TV版も見たし原作も読んだが、映画版がひとつ秀でているように思う。監督はふくの一途な想いをうまく表現し、原作とは別の味わいを出すのに成功している。市川染五郎の演技を見るにつけ、形の美を改めて感じさせられた。これまでの人生で最高峰の映画のひとつだった。 (2005年12月23日 15時20分21秒)
文四郎さん
>日本人にしか通じないような刹那さがあった。 >夏の蝉の鳴き声がそれを象徴していた。 >TV版も見たし原作も読んだが、映画版がひとつ秀でているように思う。監督はふくの一途な想いをうまく表現し、原作とは別の味わいを出すのに成功している。市川染五郎の演技を見るにつけ、形の美を改めて感じさせられた。これまでの人生で最高峰の映画のひとつだった。 ----- 文四郎さん、こんにちは。 TV版も原作も読んで、でも映画が良かったようですねえ。 私は、映画しか知りませんがとても良い作品に感じました^^ 染五郎の動きは本当綺麗でしたね。 コメントありがとうございました(^∀^)ノ (2005年12月23日 16時39分56秒) |