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Zoo(2)2006.05/文庫233p
◇内容◇ 天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集その2。目が覚めたら、何者かに刺されて血まみれだった資産家の悲喜劇(「血液を探せ!」)、ハイジャックされた機内で安楽死の薬を買うべきか否か?(「落ちる飛行機の中で」)など、いずれも驚天動地の粒ぞろい6編 【目次】 血液を探せ!/冷たい森の白い家/Closet/神の言葉/落ちる飛行機の中で/ むかし夕日の公園で←文庫だけのボーナストラック ********************** 6編と読みやすい短編集。 話はどれも、似通ってなくジャンルも違う。からまた飽きずに面白く読める 『血液を探せ!』は事故で痛みを感じなくなった資産家が遺産相続争いを目の当たりにする、 ちょっとサスペンスもの。読みながら資産家の爺さん役に「けもの道」の平幹二朗を彷彿とさせる。 『冷たい森の家』。本当は怖いグリム童話のようで悲しくも怖い作品。 『Closet』は、名探偵コナンでも出てきそうな推理者。 あのね、ちょっと最後わかりにくかったです。想像通りとしても、ん~って感じ・・・かな 『紙の言葉』は、藤子不二夫アニメにでもでてきそうな感じ。でも、最近でいうとデスノートかな ********************** <おすすめ>★★★☆・ 乙一さんの独特の感じがギュッと詰まった短編集になっていて、「森の家」意外は大して グロくないので、ちょっとグロ苦手な人でも大丈夫だと思います。 ページ数も多くないし、ジャンルも違う6編が入っていて サクッと読める一冊に仕上がっています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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