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2022.03.24
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カテゴリ:将棋
1992年に発売されたスーパーファミコンソフト、スーパー将棋の東海道五十三次モードはストーリーモードとなっていて江戸時代、将棋好きの弥助がある夜、枕元に駒の精が現れ、自分は京都の商人がもっている将棋の駒の一つの精で、自分を仲間の元へ連れて行ってほしいと頼むのである。弥助はその駒(とその精)とともに東海道を旅し、京都へ向かうという話である。東海道の各宿では賭け将棋を挑む相手が出てきて、詰将棋、指し将棋(平手、駒落ち)のいずれかの対戦をする。相手に勝つ、または相手の出した詰将棋を解ければ勝ちとなり掛け金が倍となって帰ってくる。所持金がなくなるとゲームオーバーとなる。このソフトは定跡5万手を誇るだけあって、最初の十数手くらいまではその定跡で指してくる。ただし、それから外れると手が怪しくなる。これは当時の他のソフトと同様である。
さて、東海道編で今回紹介するのは41番目の宿場町、宮宿(熱田)である。ここで対戦するのがじくう、平手対局でプレーヤーが後手番である。

先手:宮・じくう
後手:私

▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △3二金 ▲7六歩 △3四歩
▲4八銀
相掛りの出だしから、後手が4手目に△8五歩としないで△3二金とする指し方があり、プロではあまり見かけないがネット将棋ではよく見る形である。先手はこれに対し、▲7六歩と角換わりへの誘導をにおわす指し方が有力で、後手はそれに対し角道を開け、角換わりならどうぞとくる。ここからは先手が角交換を仕掛けるか、後手が角交換を仕掛けるか、駆け引きの応酬となる。7手目は本譜では先手は▲4八銀としたが、ここはいろいろな手が考えられる。例えば▲4八銀にかえ、▲7八金とすると、△8五歩▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛と横歩取り模様に進展することも考えられる。(参考1図)

参考1図(▲3四飛まで)



本譜の▲4八銀は後手の△8八角成を誘う一手である。つまり相手から角交換するので一手損となる。
以下

△8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲5八玉 (第1図)
と第1図となるが玉が▲5八の位置にあるのが少し変わっている。

第1図(▲5八玉まで)




第1図以下
△3三角 ▲7八金 △8五歩 ▲4五角 △6二銀
▲3四角 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △7六飛
▲8七金 △7四飛 ▲5六角 △8四飛 ▲8五歩 △8二飛
▲7五歩 △5四歩 ▲4五角 △4四歩 ▲5四角 △4二玉
▲5六歩 △5三歩 ▲6五角 △6四歩 ▲7六角 △6三銀
▲2六飛 △7四歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲3六飛 △7五歩
▲3二角成 △同 玉 ▲3四金 △7六歩 ▲同 金 △7五歩
▲2三歩 △3一銀 ▲3三金 △同 桂 ▲6六金 △4五金
▲3四飛 (第2図)
と第1図から50手ほど進んだ中盤の勝負どころである。
第2図(▲3四飛まで)




後手はここで△4三角としたが激指11によるとここは△2三玉▲3六飛△同金と飛車を取って有利に進められたとのことだ。
第2図以下
△4三角 ▲2四飛 △8七歩 ▲7九銀 △7六歩
▲7五歩 △6三銀 ▲2二歩成 △同 銀 ▲6五桂 △同 歩
▲7六金 △2三歩 ▲2六飛 △3五金 ▲2八飛 △6六歩
▲同 金 △8五飛 ▲2四歩 △同 歩 ▲8九歩 △2五歩
▲7六角 △同 角 ▲同 金 △8二飛 ▲2四歩 △8八歩成
▲同 歩 △8七歩 ▲6八角 △8八歩成 ▲3五角 △7九と
▲8五歩 △6九銀 ▲5七玉 △4五桂 ▲6六玉 △8八角
▲7七金 △9九角成 ▲7九角 △6四香 ▲6五金 △同 香
▲7六玉 △8九馬 ▲4六角 △7三歩 ▲6六歩 △5六馬
▲6七金 △4六馬 ▲同 歩 △9八角 ▲8七角 △同角成(投了図)
まで120手で後手の私の勝ち
投了図(△8七同角成まで)




激指によると投了図以下▲同玉△8五飛▲8六歩△9五桂▲7七玉△7五飛以下と続く17手詰めがあったようだが、当時の将棋ソフトは7~9手の自玉の詰みを読む力しかなかったはずで、詰みと認識していた可能性は薄い。にもかかわらず投了したというのは投げっぷりが潔すぎる。





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最終更新日  2022.03.26 08:40:56
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