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これは大変素晴らしい事だ。
まだ後三年位は猶予はあろうが、これが恐らく普及率の限界だろう。 その間、凡そ100パーセントにすることは不可能に近い。 テレビが一人一台になったのでさえ、ここ最近、まあ前世紀末だったもんなあ。 録画再生機器の低価格化もその辺りだった。 折角、全世帯にテレビが広く浸透したと思いきや、総務省とテレビ局の陰謀でそれが全てオジャンとなるんだもんなあ。 地デジ機能付きのテレビは画面が小さいのでも、数万円もするんだもんなあ。 下流層にはとても手の付けられない代物だ。 昔も、テレビ買うにしてもボーナス叩いて買ったものだ。 それこそテレビが導入された時は近代文明を犇々と感じていたものだ。 かく言う自身の子供の頃は既にテレビはあったが、ビデオデッキはまだなかった。 テープですら高かったのだ。 このクロモノ家電の登場で、やはりあらゆる時間に余裕が出来たのだ。 皮肉にも裏番組が録れる事によって、これまた親父の権威が一つ落っこちてしまったのだ。 一つとは、給料がATM銀行振り込みによって、お金の主導権はおっかさんに奪われてしまったのだ。 その事に関しての経緯はたけしの本に詳しい。 三億円事件があってからなのだそうな。 そしてビデオが無い時代は野球中継に取られてしまっていた。 裏番組が観られなく呻吟していた世代が多かったろうに。 その事も、ちびまる子ちゃんに詳しい。 茶の間の野球=茶の間のオヤジの権威、と言う構図だったが、これも所詮戦後の産物だ。 国と共に権威が自明のものであったオヤジは敗戦と共に崩壊したのだが運よくメディアや労働環境によって命脈を保てていたのだ。 サザエさんも戦後の漫画だ。 はっきり言って、戦前と戦後はまるきし違う日本人だったと言う他ない。 もう一つ最後だがオヤジの権威引いては男の威厳そのものが失墜したのは、やはりバブル期であろう。 失墜と言うよりも、格差が如実に表れ大多数の男が振り分けられたのだけれども。 女の社会進出と言われるが、結局男の権威が何処にも存在してなく、男自身が単なる消費者に成り下がったからだ。 さてテレビから随分離れたが、此れ迄のブラウン管テレビでも観られると言う地デジチューナを総務省が五千円に抑えろと電気屋に命令している。 しかし、電気屋はそんなのは出来ないと言う。 チューナ自体抑えられても二万円が限界なのだ。 当初電気屋が儲ける為に画策した事の様だが、違う。 寧ろ電気屋はありがた迷惑のようだ。 全部ブラウン管テレビから地デジ対応テレビに替えるとなると、何千万台ものテレビが廃棄処分、詰まり粗大ゴミになるのだ。 エコエコつっときながら日本発の環境汚染が出てしまう! 小学館がポストとサピオ挙げて地デジ批判をしている。 最近の小学館は政府批判逞しいなあ。 政府の悪どい工作が目に見えて分かるからだろう。 さて、この地デジの目的とは何か。 電波の有効利用だと言う。 それが政府発表でありテレビマスコミが全く疑いを掛けないものだ。 16:9のスパンって何の意味があるの? 上下切って何がしたい? このなの、別にアナログでも出来るじゃん。 NHKのハイビジョン映像でも出来てたじゃん。 本当の狙いは、総務省や関係省庁の既得権益や天下り先確保とマスコミテレビ局が儲ける為にやる事だ。 こち亀で地デジ批判してたから秋本治は偉い! テレビ局の収益はここ最近減って来ている。 バラエティのスタジオのセットを見れば分かるのだが、20年前と較べても装飾、電飾の規模が違う。 現在の方がみすぼらしいのだ。 製作に関しては広告代理店とテレビ局が半分以上その製作の予算を漁り、かっ攫ってしまう。 だからこそ、安いお笑い芸人ばかり出る番組になってしまっているのだ。 今のテレビ局って破綻したリーマンブラザーズみたいだな。 金をちゃっかり着服してる癖にもっと寄越せだもんなあ。 テレビ局はスポンサー様の提供で成り立っている。 CMを録画の時に排除されては、かなわんつうことでCM編集機能を敢えて外す録画機器が開発されつつある。 そして肝腎の録画回数も一回で且つコピー出来ない様にされようとしている。 地デジ切り替え間近となっても100パーセント行っておりませんように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.18 07:49:39
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