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写真展 岡本太郎の視線 @東京都写真美術館
川崎の岡本太郎記念館には一度だけ、太陽の塔はジャズフェスのついでに一度だけ、という適当なファンです。 彼が写真を撮る、と言うことも知りませんでしたが、駅のポスターで展覧会を知り、行ってきました。 彼自身の作品は、被写体への演出無し、露出調整とトリミング以外の後調整無しなので、絵画や彫刻のような一目見て受ける衝撃はありません。 写真というよりも、彼の視線が展示されている、という事なのでしょう。 多くのスペースを割かれていたのは、60年代に雑誌の企画で日本の各地の風景や人物を撮った写真群です。 たった半世紀前ですが、今はもう失われているか、もしくは『保存』されている風物です。 解説には、それを岡本が記録してくれたことへの感謝がありました。 確かにその通りですが、私は、それを自分の足で巡っていないということに恥ずかしさを感じていました。 技術は進化し、テレビはあたかも本物ソックリの風景を家に届けてくれますが、しかし、それは実の体験なのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 30, 2006 12:03:24 AM
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