カテゴリ:Art
マンボラマTokyoによる、
稀代のイラストレータでありサルサ・エバンジェリストの河村要助が持参したラテンのレコードジャケットを後輩のイラストレータ佐藤卓が鑑定するという企画。 てっきりレコードコンサートかと思っていたが、そのレコードをかけるわけではなく、ひたすらジャケを眺めるというマニアックさ。更に言えば、実は河村さんと共に過ごす時間を楽しむのが第一の目的に違いない。そして道具立てとしてのレコードジャケなわけだ。音については、『全部良い(河村)』の一言ですから。 パラディアムのマンボ時代からブガルーを経てサルサへと至る数々の名ジャケ迷ジャケを巡る師弟トークは絶妙で苦笑失笑爆笑。瓢々とした河村さんの味が存分に楽しめた。 デザインについても、トロピカルだったりサイケだったり、ラテン的なデザインをなんとなく仕入れられた気がする。また、ホールでスーツを着て楽しむマンボ時代から、一転ストリート産のブガルーや初期のサルサ、そして再びショービズに組み込まれるサルサ、という歴史の流れがジャケから見えてきたのは面白かった。 2時間のトーク終了後、ウィリーナガサキによるトーク&ライブ(パーカス漫談?)。 ファニアの音源に合わせてコンガ、ボンゴ、マラカスetcを演奏する。 その脇で藤田正さんがひたすら一人で踊っていたのは更に可笑しかった。20年タイムスリップ感。 最後までいたかったが、終了前においとま。 河村さん名言集。 勇気はあるけど金はなかった (一発屋だから)人生のピークだ 耳というか、心がね。。。 古くから聞いている先生方は、(サルサは)漏れちゃう (今はインターネットで簡単に情報は入るけど)情報のない部分は伝わってこない。 (レコード買うのは)失敗しないと、ダメだね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 4, 2007 04:05:54 PM
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