うさぎの日々是好日

こちらも河瀬監督作の映画　「あん」
録画してまだ観てなかったことを思い出し、観ました。
こちらもカンヌに出品していたんですね～。
こちらの方が好きかも～。

元刑務所暮らし経験のある雇われどら焼き店主の千太郎(永瀬正敏）
のもとに、ある日雇って欲しいと老女、徳江(樹木希林）がやってきて、
はじめは断るのですが、彼女の作ったあんを食べてそのおいしさに感動して、
一緒にあんを作りお店で出すとたちまち評判になり行列ができるほどに。
が、徳江が元ハンセン病患者だという噂がたち、次第に客の足が遠のいていき、
徳江も店を去り・・・。

もう樹木希林さんの演技が素晴らしくて，出てくるだけで画面が変わります。
ハンセン病患者に重きを置いている映画ではないですが、なかなか映画では扱われ
難いハンセン病や患者の人生も知ることが出来ました。人も植物も動物も存在価値が
あるんですよね。
「生きていて良し！」

四季の移り変わりの映像がきれいです。それからお店の常連客の女の子役、内田伽羅さん。
とても印象的でしたが、希林さんの本当のお孫さんでそした。
他にも徳江さんと同じく施設にすんでいる友人に市原悦子さんも出てますよ～。


この映画の原作者ドリアン助川さんのインタビューもいいですよ、どうぞ。

http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/13/an-sukegawa-interview_n_7790076.html