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美しい沖縄の海から戻ってきたら、コソボでの美しい山の風景が懐かしく思い出されました。
10月は、紅葉には少しまだ早いコソボです。 大学の先生のアトリエ訪問の後、コソボで一番美しい山へハイキングに私たち日本人3人とフランス人一人を連れて行って下さることになりました。同行はコソボアートギャラリーの若い二人です。 ハイキングといっても車での移動でしたので一安心しました。山の入り口には、ものものしい見張りの兵隊さんがいます。少し緊張しながら進みますが、途中、馬を連れたおじさんが歩いていたりしたので少し安心です。 山の道はけっこう曲がりくねっていて、ひやっとすることも度々でした。 だんだん山が奥深くなるにつれ、”はっ”と、思い出しました。 コソボ行きを計画している中、私の家までいらして、コソボ行きを熟慮するようにわざわざ伝えにいらしてくださったセルビア・モンテネグロの日本大使館の方の言葉を思い出したのです。 「山には山賊がいるので、行かないように」。。。「そうだ、この山がその山なんだ。。。」 もう、遅いです。同行のアルバニア人を信じて行くしかないです。確かに、日本人だけでしたら本当に危ない感じでした。コソボへ行ったら、日本人はみんなお金持ちに思われますので。。。。 途中、野生と説明された羊の群れに出会ったり、景色は本当に穏やかに見えますが、ところどころに屋根の吹き飛んだ家が現れ、コソボの現実に引き戻されます。 地雷も埋まっているようでした。 1時間半以上の運転で、ようやく頂上へ着きました。 空気のおいしさは、たとえようもないほどです。 そして、頂上だというのに立派なレストランがありました。 コソボのトップの人たちや、国連や国連軍、連合軍関係の人たちがお客さんのようでもありました。 そこで、写生をしたり、ご馳走を頂いたり、コソボとは思えないほどの贅沢な時間を満喫させて頂きました。 しかし、帰りの運転はビールをたっぷり飲んだギャラリーの若者です。 またまたヒヤリとする時間を体験しました。 日本では飲酒運転は完全に捕まりますが、コソボでは普通のようです。 [運転を誤らない様に。。。」ずっとお祈りをしていました。。。 ここから2時間以上かけて、南のプリズレンへと向かいました。 コソボの山の入り口 コソボの山であった馬 コソボの山の風景-1 山の中の羊の群れ コソボの山の風景ー2 山頂の牛 美しいコソボの風景 美しい風景の中にも戦禍が。。。左の家は屋根が吹き飛んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.21 21:28:30
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