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テレビ局で、思い出しました。
2005年3月にコソボのテレビ局の一行が、私のアトリエに取材に来ました。 コソボで初めて個展を開いた画家で、国際平和展を開催した画家ということで、外務省の紹介で来ました。 ”戦後60年の日本の現在”というテーマの取材です。 敗戦の混乱から、驚異的に発展してきた日本はコソボにとって、羨望の的です。 東大の卒業式の取材から始まって、愛知万博、広島、京都、大田区の工場地帯そして、国際平和展を開いている私のアトリエ取材へと回ってきました。 アトリエで、展示してある私の絵を写したり、60点近くのコソボの子供の絵を写したりしました。そして、コソボの画家の作品は30点以上額装して倉庫に保管してあるので、裏庭にも行って大事に保管してあるダンボールの中から作品を取り出す様子なども撮影しました。 撮影隊のうちのメンバーの二人は美大出身で、彼らの先生の作品もその中にあり、とても感激していました。 そして、メインは、私へのインタビューともうひとつは、コソボのテレビ局のディレクターと構成作家の印象を私が即興で抽象画で描く実演でした。 インタビューの質問は、なかなか興味深く、よく考えられているものでしたので、ここで紹介したいと思います。 1.略歴をご紹介ください。 2.作品のテーマは何ですか? 3.稀有な作風ですが、日本の伝統的な絵画とどのように関連しているのでしょうか? 4.形を通してではなく、色彩や動きで表現なさっているのはなぜでしょうか? 5.プリシュティナのアートギャラリーで展覧会をなさいましたが、コソボの反応は如何でしか? 6.昨年12月、東京でコソボのアーティストたちの展覧会がありましたが、どのようなお考えがあって開催なさったのでしょうか? 7.コソボのビジュアルアートについて、どのようにお考えですか? 8.日本とコソボのアーティストの協力による企画がおありですか? 9.アートにおける新しいスタイルについて、お考えをお聞かせください。特にアートと科学技術のコンビネーションについて如何でしょうか? なかなか、鋭い質問ですので良く考えながらの答えとなりました。 ビデオは編集されて、コソボで6つくらいのテーマに分けてシリーズ放映されたようです。 撮影後にご招待したレストランでの食事の時、彼らは、「本当に日本が好きで夢のような国だ」と言っていました。「ずっと日本にいたい」とも言っていました。 「日本にもいろいろ問題は山積していますよ。」と言っても彼らの恐怖と不自由さと貧困から見れば、日本の様々な状態を知っても、それでもなお日本は極楽の様に写るのでしょう。 戦後60年でここまで発展してきた日本をお手本に頑張りたいという彼らの熱い思いが伝わってきました。 そこにいた日本人のメンバーは心からコソボの平和を祈りました。 そして、10月に行ったコソボの第12回国際平和展の会場で彼らと再会した時は、本当によく会えたものだと感激しました。 まさか、こんなに早く会えるとは、内心思ってもみなかったので、、、。 約束したその時の取材のビデオがまだ送られてきていなかったので、そのことを聞いてみましたら、まだ他の地域で放映中なので、終わってから送るということでした。。。。。 しかし、何回かの催促にもかかわらず、未だに送られてきていないのは、とても残念です。 いろいろな事情があるのでしょう。 インタビューのテープはこちらでも取りましたので、機会があるときにご紹介出来ればと思っています。 コソボからアトリエに来た取材陣 コソボの第12回国際平和展の会場で再開 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.03 01:34:26
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