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堀本恵美子(ほりもとえみこ)の写真日記

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2007.10.18
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昨日は、父・羽生光善(はにうこうぜん)の誕生日に際して、お祝いのお言葉を多くの方からいただきまして、本当にありがとうございました。

父の能面集が大分前に出版されて、今では、時々インターネットのオークションや古本屋でも高値で販売されているのを見かけます。


今日は、よりきめ細かく内容をご紹介出来ればと思います。


羽生光善能面集-1

(羽生光善能面集 27.3x20.9x10cm 54頁 掲載の面の数 47点 クロス貼り

         エッセイ 『能面雑感』羽生光善 / 監修 田辺三郎助)




羽生光善能面集 署名本

(羽生光善の自筆署名) 




羽生光善能面集ー掲載の面

(扉に掲載されている写真)




羽生光善能面集ー小面

(紹介されている小面の面の写真)




能面展示風景

(能面の展示の様子)




羽生光善能面

(展示されている女面)


『能面雑感』からの抜粋・・・


一般に、「能面は模写の芸術ですね」と問われるがそれは能面に対して何の知識もない人のいう言葉だと思います。私はその時、音楽にたとえて説明します。能面においては本面というものが楽譜に該当し、能面師は演奏家にあたるのです。

従って演奏家の考え次第で内容的なものはいろいろ変化のある表現になって掘り出されてくるのです。

たとえば小面は伝統的な小面(こおもて)のパターンがあってそれを元として十五才の少女にも彫れば又、二十二、三才の人妻にも彫り分けるのが能面師の技術なのです。・・・・・

・・・・・舞台上では十分間位、不動の姿でいる居グセという場面がありますが、良い女面(おんなめん)ですとあたかも夜空に星が瞬くごとく様々に面の変化を感じます。・・・・

・・・・・能面もまた然り強く、正しく、美しく作らねばなりません。強くとは・・・・


                           (一部句読点など変えています)


能面を知らない方が読んでも、とても参考になるエッセイと思いました。
他の芸術や絵にも通じる真理を感じ、今でも時々読み返すと新鮮に感じます。


若し、能面集ご希望の方があれば、

今回特別に昭和61年の発売時の価格、3500円でお送りできます。(国内に限り送料・税金サービス)数に限りがありますのでお早めにお知らせ下さい。

ご希望の方には、お名前もお入れできます。

お問い合わせ  

info@space-ao.com  

にタイトル『羽生光善能面集』と書いてお送り頂ければ幸いです。



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最終更新日  2007.10.19 00:26:42
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