カテゴリ:モノ道
昨秋、エスティマハイブリッド生みの親
トヨタCEの松橋 繁さんとのメール縁もあって 摩訶不思議なエコ4WDの車に買い換えたのです。 そこで、日本ならではのハイテクを体感すべく 少し雪道を走ってみたくなりました。 会社近くのオートテック亀戸店に行くと、 旧モデル在庫処分と思しき、おそろしくお買い得な スタッドレスタイヤ+アルミホイールのセットが並んでいました。 まあ、タイヤを買う値段で、もれなくアルミホイールまで 買えてしまうと思ってください。 もちろん自腹(経費でなく家計でなく私のこづかい)ですので、 かなり興奮して、動悸息切れがしました。 途端に気が大きくなって、ホイールだけは、ちょっとだけお金を足して、 WORKのディフュージョンライン?セプティモに グレードアップしてみました。 それでも通常のセール品より3割も安い。 タイヤはダンロップとTOYOが並んでたのですが、 担当の関口さんの薦めで、もう1セットしか残っていない TOYOのガリット旧モデルにしました。 そう、これを買ったのが、苦労のはじまりだったのです。 気持ちよーく、慣らし運転をして、 自宅の車庫に入れると、なにか変。 ガーン! 見事にタイヤがパンクしています。 1週間も経っていないのに..... 深夜、近所のガソリンスタンドに持ち込み、修理をお願いすると... サイドの穴だからウチでは直せないとのこと。(知ってました?) やむなく、翌日、オートテックに持ち込むと ピットでは、冷たい反応が.... 「サイドの穴は直せないので交換ですねー。 いたずらでもされたんでしょ。 このタイヤは在庫が無いので、 違うタイヤをつけることになります。」 ガーン! 当然のように、メーカーかショップ保証かなんかで、 同じタイヤを1本だけ無償か格安で取り替えられるか、 少額で修理交換できると思っていた私は、 タイヤ1本で目の前が真っ暗になりました。 さすがに、天下のトヨタの電子制御E-FOUR四駆と言えども さすがに、細かいことが気にならないO型の私と言えども、 1つだけ違うタイヤでは気持ちが悪いでしょう。 かといって、全とっかえで、3本の廃タイヤを作っては せっかくエコ気分を味わっているのに台無しです。 しかもタイヤだけ買い換えても、先に買ったセットより高い! つまり笑っちゃうほどの無駄遣いの連続で、 私のこづかいへのダメージもはかりしれません。 同店担当の関口さんに問い合わせてもらっても、 そのタイヤの在庫は、オートテックはおろか、 メーカーにさえないらしい。 あるとすれば、全国どこかの見知らぬショップ。 そう、つまり、措置なしということ。 幻の特価タイヤ探しの旅に出る自分をイメージしながら 「安物買いの銭失い」「本厄」という言葉を噛みしめたのでした。 で、最後の頼みの綱、TOYOタイヤの担当者に直接交渉の道を選び、 担当の近藤さんのケータイに電話をかけてみたのです。 もちろん、人生はそう甘くありませんから、 「安いもん買ってるくせに、偉そうなこと言うんじゃない」 なんて非情なオーラを全身に浴びる覚悟でした。 そう、そして、見事キレたクレーマーになって 花と散る覚悟でありました。 ああ、それなのに....世の中捨てたものじゃありません。 実のところ短気な私がキレる間もなく、 たかが、特価品一本を、近藤さんは探してくれて、 なるべく負担のかからない形で提供してくださるとの ありがたすぎるケータイ電話をくださったのでした。 しかも、「問題のタイヤを調査に出して結果報告しますねー。 その結果いかんにかかわらず、対処しますが....」とのこと。 単細胞な私は、気が付くと、後先考えずに、 「もうこれからはTOYOのタイヤしか買いません。」 と答えていたのでした。(ホントか?) そう、私にとって、TOYOタイヤのブランドは、 アレジでも、ゴクミでも、クルミでもなく、 ケータイの近藤さんなのです。 会ったことないけれど.... 久米 信行@縁尋奇妙 http://kume.jp http://t-galaxy.com/news/ http://jentle.co.jp/ http://t-galaxy.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.11 07:24:53
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