カテゴリ:音楽/その他
続き。 山田五郎→山 森田美由紀→森 岩本晃市郎→岩 <ジングルとタイトルコール> 山 ん? このジングルとタイトルコールなんですけどもね、もしかしたら聞き覚えのある声かもしれませんけども。番組の最後に明らかになりますのでお楽しみにしてください。 森 生放送でお送りしております「今日は一日プログレ三昧・再び」。放送の開始から2時間…? 山 …近くが経とうとしてますね。 森 もう少しでなるんでしょうか、今日は夜の10時45分までお伝えいたします。ここからのリクエストは「プログレ諸国漫遊・再び」。 山 もうですか。 森 と題しまして。 山 まだ日も高いうちからそこ行きます!? 森 来てしまいました。特集仕立てでお送りしていきたいと思います。 山 先ほどコーナーね、岩本さんの解説にもありましたけども、プログレの世界は今イギリス、アメリカのほかにイタリア、ドイツ、フランス。そういったいわゆる大陸ものですね。そこまでもう常識なんですよ。さらにですね、こういうのもほかのロックのジャンルではないですよね、「珍しい国のやつ聴いてるぜ」って威張ることって、あんまりほかのロックではないと思うんですけども、ここしばらくさらに深みにはまったリスナーの方々からいただいた珍しい国のプログレのリクエスト。これをちょっと集中的にお答えしていこうと思うんですが。 森 さらに深みにはまったリスナーの方からのリクエスト、最初のものですけれども、神奈川県の男性、32歳。オクトパスさんって読めばいいのかしら? 「イスラエルのプログレを」… 山&岩 イスラエル! 山 イスラエルってプログレがあるんだ!っていう。 岩 ロックっていうのがあるのかっていう。 森 「問題は多くのバンドにおいて、その名前もアルバム名も曲名も大抵わからないことです」。 山 わかんないのにリクエストされてもね(笑)。 森 「英語で歌っていないバンドは表記がすべてヘブライ語だからです。このバンドも読み方が分かりませんが、カンタベリー・ロックみたいな渋さとトリニティみたいなジャジーな歌ものの合体って感じで最高です。何もわからなくてすいませんがお願いします」。 山 お願いしますって言われてもね、こちらにこのジャケットがあるんですけどね、ヘブライ文字なんですよ。 森 この3つ書いてある、これがどうも…はい。 山 3文字が。 岩 どう見ても記号にしか見えないんですけど。 森 そうですね、なんかこう…視力検査の感じ。 山 一応この普通のアルファベットでシー・シー・ティーみたいなことが書いてあるんですよ。 森 そうなんです。実はこれイスラエルの大使館の方に伺いました。 山 イスラエル大使館にご迷惑をおかけしましたか。プログレで。 森 バンド名、これシシェットと読みするんだそうです。 山 ははあ。シシェット。 森 シシェットというのはヘブライ語で6の意味でバンド名を直訳すると六重奏ということになるんですね。 山 なるほどセクステットか。英語で言うと。 森 第6のという意味もあってイスラエルでは第一の日が日曜日なので金曜日のことを指すとも考えられるんだそうです。イスラエルのハットフィールド&ザ・ノースともリターン・トゥ・フォーエヴァーとも言われるクールなジャズ・ロックを聴かせるグループです。 山 大使館がそう言ってたんですか。 森 はい。ということです。 岩 プログレ・ファンですよたぶん。 山 だね、プログレ・ファンですよねこれ、どう聴いても。 岩 例えがプログレですよね。 森 リクエスト曲は“デブカ”と読んで、民謡の一種で民謡をアレンジした曲だと思われます。バンドですけども唯一のアルバムを77年に残して解散。女性ヴォーカリストのイェフディト・ラヴィッツはイスラエルでは誰でも知ってる大スターらしい。 山 じゃ、これ唯一のアルバムなんだ? 森 ということですね。 山 あっ、この真ん中のこのフォークギターみたいなのに寄っかかってる人がイェフディト… 森 この方がイェフディト・ラヴィッツさんなんでしょうね。 山 なるほどね。 森 ではお聴きただきましょう。シシェット77年発表のアルバム「シシェット」から“デブカ”。 15. デブカ / SHESHET 森 イスラエルのプログレ・バンド、シシェットの“デブカ”でした。 山 これ正しいプログレですよね、岩本さんね。 岩 民俗音楽とロックとジャズが入った。解釈としてはプログレッシブですよ。これは間違いなく。 山 ですよね。よくイタリアのプログレとかにもあるやつですよね、民俗音楽入れてっていうね。 森 タイトルも曲名も読めなかったシシェットなんですが、もう1人リクエストいただいていまして、神奈川県18歳男性、ノーテンキお姉さん。「イスラエルのプログレ・バンド、シシェット。ハットフィールド&ザ・ノースと比較して評されることもあり、かなり近い雰囲気を持っています。セルフタイトルのアルバムはフルートの音色やギター、キーボードの綺麗なフレーズが心にしみわたってくる良い作品です」。ということで、やっぱり知ってる人は知ってるっていうグループなんですね。 岩 深いですね。 山 ハットフィールドよりちょっとジェスロ・タルっぽい。 岩 そうですね、フルートの感じがね。 山 ありましたけどね。知っている人は知ってるんですね。これが情報化社会ってやつですかね。昔は考えられなかったですけどね。 岩 イスラエルってのがね。 山 イスラエルのバンドの情報がね。 続く。
Last updated
2011/10/14 11:37:39 PM
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