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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2011/10/14
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カテゴリ:音楽/その他

続き。



山田五郎→山
森田美由紀→森
岩本晃市郎→岩




森 諸国漫遊、次もちょっとびっくりかもしれませんね。アイスランドです。
山 アイスランドはでもビョークがいますからね。
岩 そうですね、アイスランドはビョーク、シガー・ロス。結構メジャーなアーティストいますよ。
森 リクエストお読みいたしましょう。東京都37歳男性、天国の芋煮会さん。「リクエストというよりお願いです。アイスランドにサムラ・ママス・マンナみたいなユーモア入りでキレまくりの凄い演奏をするいかしたバンドがいるんですが、バンド名もアルバム名も曲名も読めません。一体どんな読み方でどんな意味なんでしょうか」。
山 サムラ・ママス・マンナみたいなってってことですよね。サムラ・ママス・マンナではないという。
森 これです。こちらがグループ名ですけど、これ読めますか?
山 ヒン…イスレンスキ…プル…プルサフロック…
森 ということでですね今度はですね、アイスランド大使館の方にお話を伺っております。
山 またご迷惑をおかけします。
森 アイスランド日本大使のステファン・ラウルス・ステファンソンさんもこのバンドの大ファン。
山 大使に聞いちゃったの!?
森 はい。らしいということでですね、身を乗り出して説明をしてくださったということです。
まずバンド名の読み方。山田五郎さん近かったです。ヒン・イスレンスキ・スルサフロックル。そのスルサというのはトロルのような山に住む怪物の名前だそうで、アイスランドのスルサグループ、というような意味だそうです。78年にデビュー後3枚のスタジオ盤と1枚のライブ盤を残しています。民謡っぽい旋律をユーモアたっぷりに複雑なアレンジで聴かせる、またファゴットなどの木管楽器を使うのも特徴でテクニックも非常に高いということなんですね。
ではさっそく聴いてみましょう。ヒン・イスレンスキ・スルサフロックル79年のアルバム「スルサビット」から“アエリ・トッビ”。アエリ・トッビとは「どうにかしてるトッビ君」みたいな意味なんだそうです。
山 誰だよトッビ君。
森 ではどうぞ。

16. AEri-Tobbi / HINN ISLENSKI PURSAFLOKKUR

森 アイスランドのプログレ・バンド、ヒン・イスレンスキ・スルサフロックル“アエリ・トッビ”。お聴きいただきました。
山 確かにビョークのアイスランド語みたいな感じっていうか、同じアイスランド語だから同じで当たり前なんですけどね。
岩 悪くないですよね。良かったですねジャズ・ロックっぽいっていうか。
山 どんな国にもあるんですね。
岩 深いですね。

森 このコーナー最後に登場するバンドは…
山 どこですか今度は?
森 インドネシアです。
山 インドネシア!
森 リクエスト、兵庫県26歳男性、焼き鳥さん。「辺境プログレも聴いてみたいなーと思っていた頃、ちらほらと目にしたのがインドネシアのディスカスは凄いという感想でした。そこでたまたま見つけたセカンドを聴いてみたのですが、噂に勝る凄まじい展開に何やってんのこいつら。とそれはもう無茶苦茶に笑い転げました。辺境の一言で終わらせるのはあまりにもったいないかっこよさ。ぜひとも日の光を当ててあげてください」。ということなんですがこれ、ディスカスっていうのは?
山 これ深海、熱帯魚にいますけど。
岩 いますね。
山 ディスカスってね。
岩 大きな、綺麗な熱帯魚ですね。
森 日本盤も出ていましたのでその解説によりますと、クラシックギターを学んでいたイワン・ハサンを中心に95年に結成。
山 最近じゃん。
森 最近ですね。
岩 そうですね。
森 インドネシア国内で思うように注目を集められず苦しんでいたが、イタリアのレーベルと契約して海外でライブを行うなど、海外の活動に活路を見出していたが状況は好転しなかったらしい。
山 ダメじゃん(笑)。
森 メタルとカンタベリー風のジャズ・ロックをベースにガムランや現代音楽を取り入れた詰め込みすぎなほどに濃厚なサウンドであり演奏力も極めて高い。
山 超聴きたくなってきましたけどね。
岩 何か目的があって目指したというよりも結果としてそうなったっていう気がする。
山 どんどんどんどんいろんなもの盛り込んでいってしまったと。
岩 イタリアとかのヨーロッパとかの、フランスとかのそういうプログレ専門のレーベルがあって、そこがいろんな国から吸い上げてきて出すのでこういうのも聴けるようになったってのもあるんですよね、状況的には。
山 今ここにジャケットありますけどね、ディスカス。トットリヒト。ドイツ語ですよね。訳わかんないなあ。
森 ではお聴きいただきましょう。ディスカス2003年のアルバム「トットリヒト」、「光へ」から“システム・マニピュレーション”。

17. System Manipulation / DISCUS

森 インドネシアのプログレ・バンド、ディスカスの“システム・マニピュレーション”でした。盛り込みましたね。
山 盛り込みましたね。
岩 何でも入ってましたね。
山 なんでこれを1曲にしなきゃいけなかったんでしょうね。
岩 そうですね。結果としてなんか、結果としてってのはどうも…
山 結果としてプログレっぽい。これね、メンバーが8人クレジットされてるんですけども、そのうち6人までがリード・ヴォーカルって書いてあるんですよね。逆に残りの2人のただのヴォーカルって人たちは何をしてんのかなって。気になりますけどね。気になるバンドですねディスカス。
森 今日はイスラエル、そしてアイスランド、インドネシアのプログレを聴いてまいりました。以上「プログレ諸国漫遊・再び」でした。
山 「今日は一日プログレ三昧・再び」まだまだ続きますよ。



続く。





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Last updated  2011/10/14 11:43:52 PM
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