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2024.03.17
カテゴリ：本
ベストセラーで楽しみにしていた本書「DIE WITH ZERO」
さっそくと読み始めたとたん前書きにあった ーーー この本で読者にお届けするのは、その成果だ。 あらゆる問題を解決する答えなど存在しない。 だが、私はあなたの人生を確実に豊かにする方法だけは知っている。 ーーー を読んで…  人それぞれ”豊かさ”の定義は異なるのだから、確実に豊かにする方法などない。 偉そうに言い切ってしまう一文に、よくあるHowTo本なのかと、とてもがっかりした。 読み進めていくと、本書の目的は、 「富の最大化ではなく、人生の喜びを最大化するための方法を探すこと」 とあり、 徐々に著者の思想にあった人々にとっての究極のルールを述べているのだなと… いかがわしさ満載なんじゃないかと、斜に構えて読んでしまった  本書は、 ある程度お金を持っている人に向けた本であり、 ある程度お金を持っている人たちには推薦できる本だと思う。 ベストセラーになっているみたいなので、 世の中に、ある程度お金を持っている人が多いのか、 ある程度お金を持っている人は、持っていない人たちよりも本を読むのか… くだらないことを考えてしまった... と言いつつも、 経験や息子への資産分与に関する考え方が同じであったり、 長寿年金を学んだり、 老後の資産を貯蓄から切り崩しに変更するタイミングを考えるきっかけになったりと、 得るものも多かった 良い本だったのかもしれない。 2024年9冊目 期間：2024年3月14日～2024年3月16日 題名：DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著者：ビル・パーキンス 翻訳：児島 修 出版： ダイヤモンド社 (2020/9/30) 内容（出版社より） 112位本 (Amazon本ランキング) 1分でささる伝え方! お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てた、 これまでにない「お金の教科書」 読んだら人生観がガラリと変わる、これまでにないお金の教科書！ ・一刻も早く「経験」に金を使う ・「収入の〇割貯金する」をやめる ・子供には死ぬ「前」に与える ・45~60歳には資産を取り崩し始める…… 「人生が豊かになりすぎる究極のお金の使い方」とは？  ●気になったフレーズ ・重要なのは、流されて生きるのではなく、 自分にとって大切な経験を意識的に選び、そこに惜しみなく金を使うことである。 ⇒50代を過ぎてからやっと「経験に惜しみなくお金を使う大切さ」に気づいた。 ”自分への投資”は、本当に大事なことだと思う。 ・人生は経験の合計だ。 あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、 さらには一生に一度の経験の合計によってきまる。 ⇒その通り。若い子たちには、多くの”経験”をしてほしい。 ・だが、経験に投資すれば、たとえ50歳であっても、人生を変えられる可能性がある。 ⇒50歳前後でそれに気づき、オリンピックボランティア、フルマラソンなど、 勇気を出して色々なことにチャレンジしている。 まだ、人生が変わった実感はないが続けるつもり ・「自動運転モード」で生きるのはラクだ。 改めて何かを考えたりする必要がないからである。 だからこそ、私たちはこのモードを選んでしまう。 ⇒人間は変化を嫌う動物だからしかたない。 進化論ではないが、ここを脱せる人が生き残れると思っている。 ・長寿年金 ⇒死ぬまで支払われる長生きに備えた年金。 みんなで保険金をプールして、早死にした人の分を長生きしたい人に支払われる。 早死にしようが、長生きしようが、死ぬまでもらえるので、ある意味賢い年金かも  ちょっと調べてみたい… ・限られた時間とエネルギーをどう使うべきか。 私たちはそれを、もっと真剣に考えるべきだ ⇒何も考えず、その人の小さな幸せを感じて人生を豊かに生きている人もたくさんいる。 作者の考えは数ある豊かさに対する考えの一つに過ぎない。 ・経験から価値を引き出しやすい年代に、貯蓄を押せてお金を多めに使う ⇒”経験＞貯蓄”の考え。経験と貯蓄を比較したことなかった。 勉強になった。息子に伝授したい  ・年齢を問わず、健康ほど、経験を楽しむ能力に影響するものはない。 ⇒健康に勝るものない。心技体すべてにおいて劣化が進み、常に感じている ・老後の資産を貯蓄から切り崩しに変更するタイミング １）年単位で判断する ２）資産を切り崩すタイミングを見極める ⇒切り崩しが始まる時期はいつ頃なのかなとやっとは考えていたが、 きっちり判断する必要があるとのこと。参考となったので意識したい。 ・仕事を続けつつ、人生を充実させる体験を増やしていくために、 働く時間を減らすのも良い方法だ。 ⇒お金でなく、経験を得るために新たな一歩が必要か、 働く時間を減らそうか、現状維持がいいのか、いろいろと悩み中。 ・年を取ると、失うものは増える。 成功して得られるものも少なくなる。 ⇒これよくわかる 失うものが増えて得るものが減ると、だんだんつまらなくなっていく・・・  ・もっとも大切なのは簡単な道を選ぶことではない あなたにとって最善の道を選ぶことだ。 ⇒最善の道ね...それが簡単分かれば苦労しないけどね ・大胆に行動するための3つのポイント １）人生の早い段階が良い ２）行動をとらないことへのリスクを過少評価すべきではない ３）「リスクの大きさ」と「不安」は区別すべきだ ⇒特に三番目の「リスク」と「不安」は違うとの意識を高めたい。 ・子供たちにとって最適なタイミングで資産を分け与えよう ⇒分け与える資産はあまりないが、息子にとって良い時期にサポートできるようにしたい。 意識が低かったので自分がたくさん経験出来なかった分、 息子には借金してでも今しかできない経験をたくさん積めと、教えている。 息子への貸与額は多額になっているがが、それでも将来の糧になるなら安いものだろうと… 本書を読んで、同じような考えをもっている人が世の中にいることがわかった。 良いことなのか、悪いことなのか、これからの息子の成長を見てそれを確かめたい 次はこれを読んでみたい アカデミー賞を受賞した「ゴジラ-1.0」。 弟夫婦からの後押しもあり、カミさんと見に行ってきた。 人生”初ゴジラ”の感想は、とにかくゴジラがカッコイイ! 出番はとっても少なかったが、迫力も存在感も抜群!! 悪役なのになぜか惹かれてしまうファンの方々の気持ちがよく分かった 
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最終更新日
2024.03.17 17:09:59
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