トータルリコール 4Kデジタルリマスター
2021/02/21昼、あさり炊き込みごはん。ポール・ヴァーホーベン監督「トータルリコール」(1990)(1990)4Kデジタルリマスター観る。好きな作品。ほんとうに久々の鑑賞だったが、やっぱりむちゃくちゃおもしろかった。日本語吹替で鑑賞。おれは日本語吹替にはほとんど抵抗がない。外国語の響きを聞きたいとか、役者の声が聞きたい場合は別だが…字幕を目で追う必要がなく、映像に集中できるとゆー面ではむしろ日本語吹替の方がいあいなと思うことは多い。出色のシャロンストーン。俺はこの作品の彼女がいちばん好きかも。「氷の微笑」よりもだんぜん魅力的だと思う原作はPh・K・ディックの短編。もちろん既読。おれはディックの作品が大好きだが、この映画化はすごくよくできてると思う。シュワちゃん、脚本ダン・オバノン、音楽ジェリー・ゴールドスミス、監督ヴァーホーベンと錚々たる名前が流れるクレジットを見てるだけでも興奮する。ディック原作ではスピルバーグの「マイノリティ・リポート」がすばらしい。ディック特有の寂寥感・孤独感はスピルバーグの方がよく出ていると思う。でもおれはどっちかとゆーと「トータルリコール」の方がちょっと好きだ。ケレンがあってキワモノっぽい下品さがあって、たぶんおれはそーゆーところが好きなんだろうな。キャッチーなキャラや場面の多いこと…クワトーをはじめとするミュータントたちや顔が二つに割れるおっきいおばちゃん(シュワちゃん)とか,造型や特殊メイクの発想と技術がものすごく豊かで見せられまくる。【中古】 模造記憶 / P.K. ディック, 浅倉 久志 / 新潮社 [文庫]【宅配便出荷】この時期のダン・オバノンのフィルモグラフィーは目も眩むようなラインナップだ。凄すぎ。愛の不時着#8見る。おもろい。