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カテゴリ:西欧の建物
ランス大聖堂(フランス)の内部1211~13世紀後半 世界遺産 重力の感覚を喪失したゴシック建築の膜のような壁です 天井高38mです 高いですネ ****************************************************** 地中海世界に起源を持つ古典建築の系統 (ギリシャ、ローマ、ルネサンス、バロック、新古典主義) アルプス以北のヨーロッパに起源を持つ中世建築の系統 (ロマネスク、ゴシック、ゴシックリヴァイバル) ********************************************************* ギリシャ建築が重力の感覚に満ちた 「立体的な柱の建築」であるとするならば ゴシック建築は、重力の感覚を喪失した 「膜のような壁の建築」ということができます 壁を膜の様に薄く見せているのは 壁面の丸くて細い棒状の「線状要素」です ゴシック建築では、床から天井まで 線状要素によって編みこまれた格子の様な構造になっています 実際に力を支えているのは石造の部分ですが それらの線状要素が建物を支えているように見えるので 線状要素に見合った軽さ(重量のなさ)を感じるのですネ ギリシャ建築では柱を中心とした造形の美がありますが ゴシック建築は膜のような壁による「内部空間」を特質としたのです ************************************************ ハープコンサートのお知らせ 「七りん館コンサート」滋賀県 浅井歴史民俗史料館 T/F 0749-74-0101 4月30日(月)11:00~、13:30~ 2回公演です 要予約 最新作の「マーメイド伝説・スペシャル版CD」 とびきり天国的なハープCDです ロマンチックな47弦の詩人のハープ生演奏/トークのご用命くださいネ ご希望の方は直筆サイン入りでお送りします HPで視聴できます→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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