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カテゴリ:絵画
「アヌシー湖」1896年 ポール・セザンヌ(Paul Cezanne) 印象派・後期印象派 1839年1月19日‐1906年10月22日 人間嫌いで社交下手のセザンヌは、故郷の南仏プロヴァンスで、 自らの画風の確立に没頭し、美術史に燦然と輝き “近代絵画の父”と呼ばれています 社会の担い手が貴族から市民へと移りつつあった19世紀のフランス 芸術の世界にもまた、旧来の歴史画や宗教画、神話画にとってかわる 新たな潮流が押し寄せていました 1860年代以降、画家たちは明るい光を求めて、 戸外へとカンバスを持ち出します “印象派”の誕生です 美術史上、大きな変革を迎えていたこの時代、 セザンヌはただ一人、さらに新たな道を歩き出していました それは、うつろいやすい外観に惑わされず、 その内にある“本質”を描き出すことでした 1895年、パリのヴォラール画廊で開かれた初の個展では、 すでに“巨匠”となっていたモネやルノワール、ピサロにまじり、 次世代を担う若い芸術家も画期的な技法と、モチーフの本質を描き切った その作品に目をみはりました このセザンヌの革新的な画法は、のちに20世紀絵画を牽引する ピカソやブラックの「キュビスム」などに大きな影響を与えます ****************************************************************** ケアホームのお医者様が4/30のハープコンサートの 写真コメントを載せて下さいました♪ http://www.biwako.ne.jp/~hatano/2007/2007-04-30.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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