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カテゴリ:BMW C1
さらばマイBMW C1ぁん~!
と言ってもBMW C1がドナドナになった訳ではない 確かにタクトの登場で、イマイチ調子が悪いBMW C1は出動機会がめっきり減った とはいえ、本来なら安全性や対候性の面からもBMW C1を主力にしたいのは山々なのだ しかし相変わらずオイルプレッシャーが弱いようで警告灯が点灯するし 駆動系からの「ガラガラガラ・・・」という異音も相変わらずだ (なぜか右にバンクした時とかジャンピングした時だけ異音が出る) 自分で出来る対策はしたつもりではあるが 整備性の悪さとその構造の特殊性から、素人が出来る対策は限られている ここはいっちょ専門家に徹底的にメンテしてもらって、健康体になって主力の座へ復活させようではないか! まずは福岡にある輸入バイク専門店に問合わせしてみた ここは以前ルノーのフルタイムという屋根付スクーターを取り扱っていたくらいだから、なんとかなるかもしれない! ・・・と淡い期待をしたものの 「専門店に問い合わせてみてはいかがですか?」とツレない まあイタリアンバイクが主だから、BMW C1の様な特殊な乗り物を敬遠するのも分からなくも無いな じゃあ、どうするか ほんとなら、今までも電話でパーツの件等でお世話になっている、大阪のBMW C1専門店のKAZさんにお願いするのが間違いないんだろうけどなあ・・・ と思いつつ、ひらめいた! フェリーで送ったらどうだろうか? 以前になんとなく聞きかじった情報として フェリー料金は「屋根付スクーターは乗用車と同じらしい」ということを聞いたことがあったので、今まではアウトオブ眼中であったが・・・ ほんとのところはどうなんだろうか? 仮にバイク料金でいけば、 125cc以下は新門司から大阪まで3500円程度だが(バイクは基本的に手荷物扱い) もし普通車の料金だと軽く2万円オーバーだ 運行している名門大洋フェリーと阪九フェリーに聞いてみた すると、どちらも「屋根が付いてても、2輪ならバイク料金ですよ」とうれしい返事が! 3500円(往復7000円)程度のコストで済むなら、KAZさんに見てもらう方が間違いない その旨KAZさんに話すと、大阪南港まで引き取りに行っていただけるとのこと! ということでお盆あけ早々に我がBMW C1は大阪に向けて旅立つことになった まずは新門司まで自走で持っていく おりしも九州内のJRダイヤが乱れに乱れるほどの大雨の中出発 普段はC1の場合着用することの無い雨合羽を着ての100km弱のツーリングだ もちろん高速は走れないので、3号線をひたすら北上する はっきり言ってかなりの暴風雨!他に走っている2輪はほとんど居ない なんとか2時間ちょっとで無事到着・・・ 新門司港に着く頃にはゴールを祝福してか、雨も上がり日が射してきた 航送手続きを済ませて、自分で船積みする 指示に従ってフェリーへ向かうが・・・ フェリーへのアプローチは物凄い急坂でコケそうで怖い さらに甲板というか、船の上も濡れた鉄板状でツルツル滑りそうだ 言われるがままに、C1を停めると、あれよあれよという間に、ラッシングでがっちり固定された が、やはり心配なのはスタンドの操作 C1のスタンドは、2本のレバーを操作して動かすのだが レバーを使わずに無理矢理足で押したりすると、あっけなく壊れてしまう構造になっている そうならないように、お手製の注意書きをベッタリと貼り付けて あとはお任せして船を降りた 無事に大阪にたどり着いてくれたら良いのだが・・・ 出航していくフェリーを見送る時って、なぜか物悲しい 紙テープでお別れをしたい気分だ BGMはもちろん吉田卓郎の「唇をかみしめて♪」である(by武田哲也 刑事物語エンディング) はやく元気になって帰ってコイよ~ぅ! しかし、ココからが大変だった C1は旅立っていったので、私は自力で福岡に帰らなければいけない ・・・が、この名門大洋フェリーの港から出る路線バスは・・・無い タクシーも呼べば来るらしいが、最寄駅までは相当な距離がありそうなので 下手すると大阪までの航送料金より高くなりそうだ 残された唯一の手段は、名門大洋フェリーが用意する無料のシャトルバスのみ・・・ やむなくシャトルバスを待つことにしたが、今は16時45分 バスが出るのは18時・・・1時間以上も待つのか・・・ 仕方が無いので、待合室で高校野球など見て時間をつぶす せっかくの休みが無駄に浪費されていく やっと18時になったらシャトルバスが出発 30分で小倉駅に到着 時間に余裕があれば高速バスで帰れば安くつくのだが 無駄に時間を浪費したので新幹線で博多まで帰る そこからは路線バスの都市高速バスに乗るのだが 丁度良いバスがあと45分待たないと来ないので、やむなく比較的近くまで行くバスに乗る その比較的近くのバス停に着いた頃はどっぷり夜もふけていた・・・ そこから徒歩で自宅に向かうが、やはり疲れ果てた身体では足取りも重い・・・ なんとか無事に家にたどり着いた!あ~ぁ疲れた こんだけしたんだから BMW C1が完璧に治って戻って来て欲しいものである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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