車椅子バスケ体験
昨日は、S平と車椅子バスケ体験に東京体育館サブアリーナまで行ってきました!私は、付き添いで見学していましたが頭をつかうウォーミングアップからスタートしスポーツ仕様の車椅子の操作方法テクニック等レクチャーして頂いた後シュート練習、ゲームと続きました。で、その最初の頭をつかう体操を、なぜ時間を取ってやっていたのか?が操作~ゲームを見ていて良く分かりました。日ごろ、ボール運びをするとき、何気なく足を使って、ボールをついて相手ゴールまで持っていきますが車椅子の場合、自分の手で車輪を動かさないと、当然のことながら、前進しません。前進させる動作と、ボール運びを同時に、違う動作をやることに慣れていないとどっちかの動作に偏ってしまうわけなんですね。前進させることに気を取られていると、トラベリングしている。とかドリブルに気を取られていると、全く前進しない、直線に進まないとかパスを受けるときに、ボールより前に行き過ぎてしまう、とか本当に頭をつかうスポーツなんだなと実感しましたね。足が使えない分、足が使える人より、脳は活性化していると思います。脳回路は発達しているんだろうな。ま、でも、思うように行かない、もやもやが皆さんとても楽しそうで、さわやかでした。そんな中S平は、割と、操作方法に馴染めてゲームでも、得点のほとんどを稼ぐ、大活躍を見せました!3試合全勝!スクリーンを仕掛けたりビハンドザバックをしてみたり久しぶりに、楽しそうにバスケをしているS平を見られて私も、とてもうれしかった!ただ正直、はじめにこの車椅子バスケの体験を申し込むとき、どうしようか迷いました。障害者の立場に立つということが、なんか、上から目線のような気がして。でも、そんなこと全くなかった。むしろ、私達のことを知ってください!車椅子バスケに興味を持って、応援に来て下さい!広めてください!一緒にやりましょうよ!とウェルカムでした。なんか、上から目線だとか思っている自分が恥ずかしかった。主催者の言葉であったか、ビデオの中の言葉であったか忘れましたが障害は個性である。と言う言葉が心に響きました。車椅子バスケの場合、足が使えない分頭を使います。腕や手首など上半身を使います。足が使える人より、発達するものもたくさんあるのですね。使えるところを最大限使う。そんな言葉も聞かせて頂きなるほどなと、うなずいてしまいました。今回私は、見学のみでしたが機会があれば、今度は私も体験に参加したいと思います。昨日はありがとうございました!