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虎丘の頂に建つ東洋の斜塔“雲岩寺塔”は、歴史を感じさせる中国最古のレンガ塔・・・
蘇州駅南広場に着いたのが10時頃、すっかり変わった駅を見物したり迷ったりで、「虎丘」へのバスに乗ったのが11時過ぎとなってしまいました。 今回予定したのは、虎丘の他に明代に築かれた江南庭園“留園”と開通した地下鉄1号線の終点にある水郷でした。虎丘着が12時近く、この時点で今回は虎丘のみと決めました。 南大門から入り、余りきつくない坂道や階段を上ります。歴史を感じる風景を見ながら頂上の「雲岩寺塔」へ。歴史の重みをずっしりと感じさせる中国最古のレンガ塔に、来て良かったと大満足。 “虎丘”は春秋時代の呉王・夫差(ふさ)が父こう閭(こうりょ)のために築いた陵墓。蘇州の海湧山に埋葬されたが、埋葬後3日間白い虎が現れこう閭の墓を護ったとされていて、海湧山を虎丘に改名したとされています。また、丘全体が虎の座った姿に見えることからとも。 今回は、南大門から剣池(けんち)までの写真紹介です。 虎丘への入り口は、南大門と北大門の2ヵ所あります。写真下側の南大門から入り、雲岩寺塔(地図中央)まで行きその周りを散策し南大門に戻りました。(所要2時間ほど) 蘇州駅から遊1のバスで40分ほど掛かりましたが、入場券を見ると南門までのバスは他に遊2、146、816、949の路線バスがあるようです。帰りは遊2のバスで蘇州駅まで20分ほど。遊2のバスのほうが良かったのかもしれません。 南大門。東洋の斜塔“雲岩寺塔”は蘇州の方々から望まれます。 虎丘入り口。左側の建物で入場券(60元)を購入します。 海湧橋から断梁殿。 頂上へ続く道。 憨憨泉(かんかんせん)。目の不自由な憨憨という和尚が夢のお告げに従って掘ってみたところ、地下水が湧き出し、目も治ったとの言い伝えがあります。小さな井戸があり、汲み上げた水でお清めをしていました。 真娘墓。真娘は、唐の時代に乱を逃れて北方から蘇州に逃げてきた美しい女性。逃亡の途中で妓楼に入れられた真娘をある大金持ちが買い受けようとしたが、真娘は自分の貞操を守るために自殺したと言われます。大金持ちは大変なショックを受け、真娘のために墓を建て、自分も生涯妻を娶らなかったそうです。 剣池(けんち)。呉王・こう閭(こうりょ)の墓への入り口がこの下にあるといわれ、埋葬する際に3千の宝剣をともに埋めたとされていることからこの名前が。 剣池のすぐ上に待望の“雲岩寺塔”です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.12.06 21:20:40
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