中国”上海”見たり、聞いたり・・・・そして思うこと

宋慶齢陵園には、上海にて日中親善に尽力した内山完造の墓も・・・

　宋慶齢は、孫文の妻で福祉活動や赤十字に貢献した人です。死の直前、名誉国家主席の称号を授かりました。宋慶齢陵園は宋慶齢の墓のある記念施設の他に、少年自動活動区、著名人の万国公墓と外地籍の万国公墓の四つの部分で構成されています。
外地籍墓には魯迅とも親交のあった日本人「内山完造」の墓もあります。

料金無料、街の中にありながら緑の多いところ。歴史に興味が無くとも３～４月の花の季節の散策に格好のところのように。


　
　１０万平方メートルの広さです。地下鉄３，４号線虹橋路駅から徒歩１５分くらい。地図を見て気づいたのですが、宋えん路駅（地下鉄１０号線）からだと５分くらいです。

　
　宋慶齢記念館を入ってすぐの所にある本人の像。

　
　結婚記念写真。結婚式は日本の東京で。

　
　名誉国家主席宋慶齢の碑。

　
　宋家の墓。宋慶齢の妹美齢は蒋介石婦人です。

　
　写真手前が宋慶齢の墓。

　
　著名人墓。

　
　外地籍墓。内山完造の墓に訪れた人の姿がありました。

　
　内山完造の墓。

　
　内山完造は、租界時代の激動の上海に滞在し、多くの中国文化人との交流を通し日中友好の輪を広めた人。内山書店を通じ魯迅との交流もあり、上海事変の折に魯迅を書店の２階にかくまったとのエピソードが。