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あまりにもあんまりなコメントだったので、あえて強い口調で語らせていただきます!
ごりっぱですね、自警団の皆さん 要約すると、アイドルマスターのポリゴンデータを抽出、表示するソフトを作った人が、それをネットでフリー配布することをしようとしたところ、周囲から反対され取りやめた事に関するコメント主の反応、といったところです。(詳しくは本文を読んでいただきたい) 何に憤っているかというと、注釈にあるコメント *1:実際はポリゴンデータ見られたところでそんなもん大した企業秘密ではないそうですが ふざけるなよ!そのポリゴンデータがどれだけ企業にとって、作り手にとって、そしてゲームソフトメーカーにとって大切なものだと思ってるんだよ! 私は仕事でその手の商売に携わっているからこそわかるんですが、一つのモデリングデータを作るのに、どれだけの期間と検証と、多くの人間の労力がかかわっているかを良く知っています。特にアイマスのようなこの手のジャンルでは突出した個性と技術的アドバンテージを持ったソフトでは、キャラのモデリングデータはゲームの「肝」でもあり、他社との熾烈な生存競争を勝ち抜くために作り上げた、クリエイター技術の結晶なんです! それを「そんなもん大した企業秘密ではないそうですが」って、誰から聞いた?どこから聞いた?関係者か?違うだろ?勝手な想像か、あるいは開発に携わっていない外部の人間だろう? ポリゴンなんて結局、要約すると頂点と面情報の集合体。全て数値化できる。 だからこそ、簡単にコピーされるのは危険なんです! アイマスはニコニコ動画などで人気には確かになった。でも、データ開示はあまりにもむごいし、ツールの公開は作り手を破滅に追いやりかねない。ゲーム画面で表示されるキャラを見るのと、PC上にデータ抽出されたモデルを見るのでは、建築物の外観を遠くから眺めるのと、設計図を丸ごと渡されるのと同じぐらい意味合いが違うんです! 私はMAD動画やプレイ動画がメーカーとうまく付き合っていく方法は「メーカーのじゃまにならないこと」だと思っています。現にアイマスはその効果が良い方向に働いたおかげで、双方にとって良好な関係が築けたかと。 だが、この手のソフトを配布するのは一線を越えた行為だと思うし(開発者が取りやめたそうでほっとしていますが)、それに対して「ポリゴンデータ見られたところでそんなもん大した企業秘密ではないそうですが」とまるで当然のように語るこの人が許せませんでした。 もうちょっと想像力を身につけてください。「想像力とは自分に都合のいい妄想じゃありません。それを行ったことによるリアルな未来を脳内でシミュレートする行為」です。 この発言は全てのポリゴン屋、ゲーム開発者に対する冒涜と受け止められても仕方がないと。 他人の作ったMAD映像を「これすげえ、これすげえ」って取り上げて楽しんでいるだけの人間に、この血が沸き立つような怒りを少しでも感じ取っていただきたくて、荒っぽい口調になりましたが・・・ 本当、勘弁してくださいよ・・・悲しくて涙が出るんです・・・たかがポリゴンデーターと毎日格闘している身としては(涙。出来が悪いとか、そういう批評なら甘んじて受けるんですが、すばらしいものを作った人のものを作った本人以外が勝手に「たいしたことない」で無価値に追い落とす思考はたまりません。 ポリゴンデータは立派な企業秘密です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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