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ちょっと不思議に思ったことがあったので。
Xbox Live Arcade をご存知でしょうか。これは360にあるネットでダウンロードして楽しめるゲームのライブラリで、過去の名作や新作などを手ごろな価格(2000円に届かない程度)で購入できるシステムです。まあ、この手のはWiiやPS3にもありますが。 で、例えば一世代前的な2Dゲームの場合、恐らく通常のパッケージソフトで販売するとしたら安くても4.5000円、場合によっては通常の7000円程度で販売します。ですが、画面が旧世代っぽいので恐らく高く感じるでしょう。 しかし、これを任天堂DSで出した場合はどうでしょうか?売れる、売れないは別にして、この価格でも「まあ、普通だろうな」と多くの人が思うかと。 つまり、次世代ハードである場合、それに対して「見合った画像でないとお金は出せない」のに、携帯機であれば「それなりの画像でもユーザーは許す」 という、不思議な感覚があります。 私がオススメするXbox Arcadeの「キャッスルクラッシャーズ」というアクションゲーム、これ、非常に凝っていて、しかも次世代機だからこそ出来た贅沢な2D表現が満載です。 Xbox LIVE アーケードのすゝめ2 これの9分後ぐらいに見られますが。とにかくこの懲り方(魅せ方)は今の日本ゲームに忘れた何かを思い出させます。(特に音楽もすばらしい!) が、携帯ゲームだと不満は出ないのでしょうが、360でパッケージソフトとして売ったら、「高い!」って思われるのでしょうなあ・・・ この辺、器による価格差ってのは不思議なもので。例えば海外の人間にとって、日本で紙芝居タイプのノベルゲームに9800円も出しているのは「クレイジー」だそうです。ですが、昔からエロゲを買っている人にとっては「普通の価格」だと思っているでしょうし。 次世代機だから次世代機なりの画像でないと、ゲームの出来が良くてもがっかりする、そんな心理が誰にでもあるかとは思いますが、それが現在のゲーム開発費の高騰に拍車をかけているんだろうなあ、と。 マンガ「もやしもん」にありましたが、田舎だと大きくて立派なマスクメロンが500円で買えるけど、都会では同じメロンを丁寧に箱につめ、5000円近くで売ったりする。 でも、それは暴利とは言わない。見極められる人が美味しいメロンを安く買える、と、それだけの話です。安くて面白いゲームを手にいれる方法はいくらでもあります。 ハードの性能があがったからこそ、見た目だけで購入判断をするのはもったいない、というお話。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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