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「○○はワシが育てた!」というのがネット上でのギャグとして普及していますが。
その媒体がメジャーになることに対して旧来のファンで嫌悪感を抱く人がいる、ってのは歪んだ独占欲なんでしょう。「○○はネットで有名になってから儲け主義になった」とか「昔の××のような純粋さがなくなって、変わってしまった」「△△の頃はよかった」 昨今、ネットで掲載しているマンガが単行本化されるケースが多くなりましたが、「面白いと思う人が多いから、商業的にも売れると判断し、さらに多くの人に広げよう」という、作者にとっても本来のファンにとっても、新たなファンにとっても、そして売る側にとっても正方向の喜ぶべきスパイラルだと思います。 しかし、「ネットの一部マニアだけに愛されているからよかったのに、にわか新参ファンが増えるとダメになる」というのは内向き、個人の独占欲、もっといえば我侭、なのかもしれません。(作者本人の意思であえてメジャー化しない、という我侭は許されると思います) マイナー当初から応援していた作品がメジャー化した途端にアンチになる・・・一番変わってしまったのは自分なのかもしれないですな。 自分が作ったのならともかく、無名だった作品を先に知っていた、というのは本来、別に自慢にもならない。逆に言えば無名から有名になる過程を見続けられたという、もっとも美味しい時間を味わえたという喜びを感じる方が幸せです。 作ったのも、育てたのも本当の意味では自分じゃありません。けど「見守り続けた」という誇りだけで十分じゃないですか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.30 22:36:37
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