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前回、サンライスの版権使用料のことに関して書いたところ、いくつかの反論を頂いたので、こちらの意見を。
結局、こういう権利の料金は「求める側が払う」のが世間で言う一般常識だと思います。広告と記事の違い、といえばいいのでしょうか。 例えば有名でないゲームがファミ通に取り上げられたい時、メーカーが何もしなければ本当に一切記事になりません。それこそクロスレビューにすらならない。これは実際、メーカーはファミ通にサンプルROMを渡したり、広告費を払ったりしているから、雑誌に写真入りで紹介されます。ファミ通などでも擬似特集(広告費を払う形で特集記事を書いてもらう)こともあります。 が、これが例えばFFとか、DQの最新作であったらどうか?この場合、雑誌社の側から取材に来ます。そして、お金を払わなくても特集を組んだり、広告費を格安にしたり。 この差は「どっちが情報を求めるか」の差なんでしょう。 翻ってサンライス作品は後者です。コードギアスやガンダムはアニメ雑誌が求めている、だからこのように広告費として出すのではなく、マスコミの側が広告費(?)として記事に画像を使う対価を支払うという、しごく当然の市場原理なのです。 これを「殿様商売」と言い出したら、世の中の全ての市場原理が崩壊します。 それに、TVアニメはTVで放送することそのものが「宣伝」でもあります。アニメ製作会社的には、すでに世間に喧伝する媒体を持っている訳で。アニメ雑誌などで取り上げられることは2次的、3次的な広告効果でしかありません。 読者に売れる誌面が作れないことを避けるために、人気作品の画像を使いたがっているのは、この場合、完全にメディア側ですから。求める側が利用料金を払うのはごく当然のことかと。 それを他の弱小アニメは払わない、という慣例を自分達の常識で考えてしまえば、サンライズはガメツい、となるのでしょうな。 求めている側がお金を払う。立場が違えばやり方が代わって当然です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.10 08:38:44
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