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中堅同人イベント「サンシャインクリエイション」のスタッフからWinny経由でサークル主の個人情報が大量に流出したみたいで。特に有名プロ作家の情報は本当に本人にとっていたずらの標的になりやすいだけに、かわいそう、としか・・・
それにしても、この手の情報流出は被害を出した当人より、その周りにある、無関係な人間こそ甚大な被害を与えるという、最悪のケースで、しかも、流出させられた被害者は防ぎようがないから始末に悪いんですよ。 また、実際にあったケースで会社の顧客情報が流出して、その社員を調べたがWinnyという言葉すら知らなかった、で、犯人はその社員の息子で、親のPCをナイショで勝手に使っていたという・・・これもまた哀れとしか・・・ WinnyなどP2Pソフトを使う人って、あれがどんなシステムであるか理解していない、単に音楽や映像をタダでダウンロードできる便利ソフト、ぐらいの感覚なのでしょう。 あれは例えるなら自宅のドアを開けっ放しにして「この部屋以外には入らないでね」と言っているようなシステムで。よく平気でいられるなあと驚くのですが。それに、この手のソフトは元々アングラの犯罪に利用されるソフト、ということは必然的に悪意あるプログラムやウイルスが仕込まれやすいのは当然な危険地帯であるのに対し、PCに詳しくない人間は絶好のカモであること。 もっとも、このリスクはタダで音楽や映像を手に入れられるという、一度味をしめたら二度と戻れない麻薬には耐え難いのでしょう。 っていうか、そもそもこんなに多くの情報流出騒動が起きても、未だに使い続ける人が多いのは、麻薬と同じ「中毒」なんでしょうねえ・・・ 今更ここで啓蒙じみた言葉で止めるような真っ当な人は人はいないと思いますが、せめて使うなら DL用のPCと仕事用のPCを分ける 家族には触らせない 何より他人に見られたらまずい様な情報を同じPCに入れない ぐらいはしてください。自分だけが被害を受けるのは自業自得ですが、他人を巻き込んだら犯罪です! 続報:次々回のサンクリが中止になったとか。うわあ・・・これは・・・コミケと並んで都心における歴史ある同人イベントも、本当にたった一人のバカによって、こういう結果になっちゃうんですよ。来期以降、復活してくれることを望みますが・・・ |
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