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2010.01.10
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 ニコニコ動画でのアイマスMAD映像で有名になりました方のインタビュー。

 これはご本人が「本職があるからこその危険性」を感じ取れる、モノ作りの考え方をよくわかっているご意見だと思いました。

 どうもニコニコ動画や同人の世界に慣れ親しみすぎた人にありがちなのは「タダでこういうすごいものを作っている人がいる、だからプロの値段は高すぎる、儲けすぎ」という、表面でしかモノ作りの価値を見出してくれない、あるいは価値に気がつかない人がいる事。

 例えばすごいアクセス数を稼ぐMAD映像を作った人は、それだけで生活ができるのか?そんな事はない。別に本業があり、その稼ぎがあるからこそ、休日などを利用してこの手の映像を作れる。同じように音楽も、元になった映像も無許可で使用しているからお金が掛からない。

 しかし、プロというものはその素材を作るために労力を傾け、その対価として賃金が発生する。彼らがプロであり続けるために、生活を維持するために、相場があり、契約がある訳で。

 その辺を勘違いするとニコニコ動画だけあればいい、同人の方が面白い、という、底の浅いプロ不要論に行き着くわけで。MADや同人のようないわゆる2次著作物はレベルの高い一次著作物があるからこそ成立する文化です。

 例えば私も同人ソフトを作っています。本職がゲーム開発者ですから、その作業時間を月給から時給換算して領布価格に添付したら、恐らく今の価格の10倍では効かないと思います。ですがそれをやらない。当たり前です。それが趣味であり同人というものですから。

 プロの値段が高いのは単に高い技術を持っているからだけではありません。それで生活するための人の維持費が入っているからです。だから、その辺を「既得権者が~」の論議に摩り替えて欲しくないなあと。

 「自己顕示欲の発露」という側面と同時に、才能の無駄使いは一種のボランティアに近いのかもしれません。





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最終更新日  2010.01.10 22:19:46
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