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よく思うのですが、ゲーム作りの現場って「バカ正直に作りすぎている」と思う事があります。
例えば、建物内のA地点からB地点までを移動するための廊下のような通路。これ、わざわざ作る必要があるのか? 単に駆け抜ければ10秒も掛からないような場所ですけど、特に必要なイベントや敵との戦闘がないのであれば、これっていらないですよね?A地点の扉を入った瞬間に暗転>B地点へ、でも同じはず。いや、むしろ余計な移動がない分、さくさく進むからユーザーにとってもストレスが無い。 美術的に魅せたいとか、何か理由があるなら別ですが、単に建物の構造に矛盾が無いようにするために作っている場合が多い気がします。が、昔から思っている事ですが「矛盾が無い事は面白い事なのか?」という・・・ これに類する事で、例えばノベルゲームなんかも全てのセリフを音声にする必要があるのか?という疑問があったり、画面上では大画面でも手のひらサイズにしか全身が映らないキャラクターの顔のモデリングに時間をかけたり。 「神は細部に宿る」といいつつ、細部に満遍なくこだわろうとした結果、本来の目的である「何を魅せるべきか」が曖昧になっている気がします。 もっとも、これはゲーム作りが専業化しすぎて、それぞれのプロフェッショナルがこだわりを持つからこそ発生するものだと思いますが。 以前お話した尊敬するディレクターのように「移動の際、キャラクターの足が滑って見えるのが気になる?だったらカメラをちょっと上に上げて地面と接地する足が見えないようにしよう」というアイデアは、考えればいくらでもある気がしますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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