地震に続いて大雨による被害がかなり大きなものになっています。テレビで見た映像では家の一階部分が完全に水没していたり、地区全体が冠水していたり・・・
で、この件に関してメディアで「東北大震災でもそうであったが、なぜこのような災害を予防できないのか?以前から歴史的に津波で流された、大雨で河川が氾濫したという記載はあったのに。これは行政の怠慢だ」というのがあって、ふと思ったのですが・・・
私たちって、行政に限らず本当に「災害想定というものを本当に現実感覚として認識し、行動を取れるか」ってのは疑問です。
恐らく、相当危険を感じるまで大半の人は「普段どおりの生活」をし続けるんじゃないかと。で、本当に足元を水が浸かってはじめて慌てる。その頃にはもう遅い、なんてことが普通の気がします。マンガ「日本沈没」でもありましたが、そういう事態に騒ぎ、早々に逃げる事を「恥ずかしい、かっこ悪い」と思う心理が非難行動を緩慢なものにする、という描写には納得するところがあります。
災害の際「落ち着いて行動する」のと「そんな馬鹿な、と、たかを括って行動する」のはまったく違うと肝に銘じておきたいです。
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