先日ラジオで聞いたお話。
財政破綻が問題になって、現首相の進退問題になっているギリシャですが、実は、現首相政権が借金をしたのではない、という。
元々、前政権で隠していた借金を政権交代と共に暴露し、そのためその財政を立て直すために公務員改革など、さまざまな財政改革を打ち出した、が、それに反対する公務員やら既得権者によってなぜか今の首相が悪い事にされてしまったという・・・
これは同じような事が最近、日本のオリンパスという企業でも発覚しました。海外の社長が社内の不正経理を追及したところ、突如役員総会で解任されたという・・・で、今、オリンパスは大変な事になっていますが。
私はこれを「こいつらは馬鹿だ」というのではありません。東電問題もそうですが、傍から見て明らかに非がどちらにあるかわかっていても、自分の立場や利益を守るためであれば、人間は簡単にその「都合の悪い人間」に悪役を押し付ける。今の日本の政権も酷いけど、自民党時代もムダ使いや利権の温床など悪かった事を忘れちゃいけない。どっちがマシかはわからない。(現に自民党も消費税UPは言ってましたから)
そして何より、自分がその「悪役」になりえることなどいくらでもあるのだと。
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