カテゴリ:カテゴリ未分類
真逆の意見の人もいることは十分承知の上で。
前にゲーム作りで主人公キャラの歩きモーション(アニメーション)にディレクターがものすごくこだわりをもって何度も何度もリテイクを出す。それこそ、些細な肘の角度、肩の動き、足の接地、手の遅れ・・・実に一週間の期間をかけてようやくOKが出る。 そのディレクター曰く「歩きのモーションというのはゲーム中一番見る時間が長い、だからここにこだわりを持つべき」 ・・・しかし、その時、思ったのは「それ、誰も見てないんじゃないの?」という。正確には画面には出ているけどプレイヤーが「意識して見ていない」領域で。 例えば皆さん、ゲームで通常移動(歩き)をじっくり舐めるように見たことありますか?という。 「いや、気がつかないだけで長時間見ると潜在意識的に刷り込まれているんだ」というご意見もあるかと思いますが。私はそうは思えない。現にその完成した動きと、そのダメだしされた4日前の動きを見比べて別の人が「・・・どこが変わったの?」という・・・ 個人的な意見として、動きに限らずどんなものでもこだわり、って突き詰めると「作った人間しかわからない、微妙な差」になってしまい、でも、その微妙な差を出すのには膨大な時間(人件費)がかかる。でも、ユーザーにはその「微妙さ」は届かない。売り上げの差にならないというか。 むしろ、そういうこだわりに固執しすぎて予定スケジュールを一年以上超過し、結局出したソフトの評価も「普通」なんてソフトの前例をたくさん見ているだけにどうにも・・・ねえ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|