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ある個人のHPを見たのですが、その人は相当のゲーム好き。特に格闘ゲーやシューティングなど昔からあるタイプのゲーム好きのようです。
で、その人が「最近のモバイル系ゲーム」に関して、「あんなものはゲームじゃない」 「同じようなカード絵合わせで単純でチープ、創造性が無い」「ああいうものがゲーム業界をダメにしている」などなど・・・よくありがちな批判。 で、思ったんですけど、これって昔、家庭用ゲームの黎明期、ゲームに理解の無かった大人が子供に向っていっていたこととまったく同じなんですよね。 たしか、ファミコンソフトが爆発的ブームになったとき、親はこぞって「ああいうものが流行ると子供がダメになる」と。やれ「外で遊ばなくなる」「死というものをリセットボタンで復活できるような命の重さを~」「友達と遊ぶ事が無くなって社会性が~」 とにかく、自分の世代に無かった新しいジャンルの隆起に危機感を持ち、理屈をつけて排斥しようとする。 ちなみに、私はどっちのジャンルも違うものだと思うし、どっちのも利点があるんだから別にお互い目の敵にする必要は無い。娯楽なんてそれこそ「遊びたい人、趣味のある人が自分の裁量、嗜好で楽しむんだから、それを横から関心の無い人が不安感から排斥しようというのはヤボだと思ってますので。それは格闘ゲームを楽しんでいる人が、後ろからギャラリーに「そんな攻撃はあたらない」「あ~あ、あんな技出しちゃって」「あのレベルも使えないヤツがゲームやってるんじゃねえよ」と言われる様な不快感。 もし、本当にコンシューマなど昔ながらのゲームが今後も残って欲しいと思う人は、そういうソフトをちゃんと買い支えてください。悪い意味でなく企業なんて「儲かる市場には積極的」ですから。 広義で言えばマニアの言う「あんなものゲームじゃない」と呼ばれているゲームの市場(ジャンル)で日本のゲーム業界は廻っています。 |
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