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速報での断定は当てにならないというお話。
宇都宮で発生したほぼ同時多発の爆発と火災事件。事件が発生した当初、そのニュースに対してツイッターなどの書き込みでは「爆発物を使って一度にこれだけのことが起きるのはISなどのテロ以外考えられない」というコメントを複数見ました。 が、その後の情報では、最初に火災を起こした住宅も、爆発した車も今回自殺した人のモノであったことが確認され、また、遺書も発見された。遺書の内容などから上記のような国際テロではないということがほぼ間違いない状況。 と、いうことは上の「間違いない」と言い切った人は完全に間違いだった訳で。今、その人はどういう気分でニュースを見ているのでしょうか。 確か数年前に新幹線内での発火事件があった際も、事件の詳細がわからないうちから「○○に間違いない」と言い切っていた人も多数いました。結果、個人の暴走となった途端、その手のことを激しく言っていた人が一切触れなくなり。 今回の事件も、まだその背後に何があったのかなどわからないことが多いので断定できることはありません。が、少なくとも個人が事件を憶測で断定することは、デマに加担する結果にもなる、ということを考えておいた方がいいです。 ちなみに上記のツイッターを書いた人はその後、間違いであったことには触れていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.24 09:15:29
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