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TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」(11/07/水)ニュースのコーナーでは、当日の #国会 のやりとりから、片山さつき大臣をめぐる疑惑や外国人技能実習制度など注目のポイントを実際の音声とともに荻上チキが解説。
さて。上の片山さつき議員の答弁を聞いて、果たしてこの人に「生活保護の不正受給問題を追求する側に回れるのか」という疑問がわくと思う。 もちろん、本当の不正受給者は制度を悪用している以上、該当者は処罰されなくてはいけない。しかし、それは生活保護受給世帯の1%に満たない。それどころか、生活保護を受けるべき資格があるにもかかわらず、役所の水際作戦で認めない、そちらの方がはるかに多い。ちなみに片山さつきさんの生活保護受給者に対する意識はこんな感じです。 で、上の答弁に戻りますが、彼女は完全に追い込まれている。にもかかわらず認めない、見苦しく防衛ラインをジリジリ下げているだけ。すでに片山議員は申告記載漏れがあったとして不正と言われた政治献金の修正報告をマスコミに出てくるたびに行っている。これは「言われなければ黙っていた」というたぐいの悪辣なやり方。彼女が攻め立てる生活保護の不正受給者と何が違うのか?いや、意図的に法律の穴をねらう精神は、国会議員という立場を使っている分、より下種であるといわざるおえない。 たとえば、私は桜田五輪担当大臣の珍妙回答にはさほど腹は立たないんです。ああ、単に当選回数と派閥の数合わせで役職に就いたんだろうなと(もちろんふさわしくない人間だと思いますが) 。ですが、片山議員は東大卒の才女で、頭が回る人。頭が回るからこそ「この程度で乗り切れる」という計算が言葉の端々で感じられて、結果、まったく納得できる回答ができていない。これは安倍総理の森友、加計学園問題の答弁と同じ。 つくづく思うのは、世の中、政治のニュースで取り上げるのはこういった長い時間をかけた国会での音声や映像を流すことだと思う。少なくとも有権者はこの発言内容で片山さつき、という議員がどういう人となりであるか?今、どういう状況になっているか?わかると思うが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.11 11:30:56
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